マンガを読んで小説家になろう!

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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757213531

感想・レビュー・書評

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  • 小説家を目指してる人は是非読んで欲しい。小説を書くのも、世の中に数在る仕事のうちのひとつ、だということがよく分かる。要は、マジで書き方が載ってるぞーー!って、話。

  •  マンガという媒体を通して、わかりやすくお話の作り方を説明してくれます。
     商業化されたマンガという作品は、多くの人に売れるように極めて効率的かつ受ける内容を詰め込んでいる。
     お話はパターン作り。
     小説だけではなく、作品に携わる人全般の参考になる内容です。

  • 小説の書き方をごくごくやさしく
    噛み砕いて解説した初心者向けの一冊。

    文字も大きめで1時間もあればサラッと読めてしまう。
    非常に基本的な部分の解説に終始しているので
    小説の書き方を知るため、最初に読むにはいいかも。

  • 全体的に読みやすい作りになっているため、超初心者の入門書としてはオススメだと思う。しかし、あくまでも「ストーリーの作り方」について記してあるだけなので、書き方自体は他の本を読む必要がある。

    スラスラ読めてしまうので、買うよりは図書館で読むくらいが丁度いいのかもしれません。

  • 小説家としてやっていくためには「二作目」が書けて(ストーリーを作る力)、売れないとダメ(マーケティング)。
    読む(のが好き)能力と、書く(のが好き)能力は違う。
    小説家は大工さんと同じ、技術を磨いていけば成功する。
    天才でないと自覚している人、小説家になると情熱を持ち続けられる人、毎日少しずつでも書き続けられる人がなれる。
    パターンの反復こそが長寿の秘訣、個性的な話は売れない、おもしろいワンパターンは売れる。

    パターン決め(ケーキ台、人が好む定番)→バリエーション決め(デコレーション、差別化・工夫)→あらすじ作り→執筆
    歴史小説はストーリーがわかっているのに読みたい。作家の解釈がバリエーション。
    内容が決まっている=読者に期待をさせるフック。(例:武蔵はいつどうやって佐々木小次郎と対決するか?)
    得意なストーリーの「パターン」→「スタイル」→「ワールド」
    「価値」は偶然生まれるものでなく、意識して生み出すもの

    四つの黄金パターン
    「主人公成長・破滅もの」
    「旅もの」
    「最初から英雄・天才もの」
    「特殊なキャラ日常ひっかきまわしもの」 外見、性格、出自、職業、能力
    話はシステマティックに作るべき、元ネタがあっても読者には分からない

    バリエーションの四項目(例:桃太郎)
    「超目的」勧善懲悪
    「キャラ」桃太郎、おじいさんおばあさん、犬、猿、きじ、オニ
    「ウリ」主人公が桃から生まれた、家来が動物
    「世界観」中世日本
    オリジナリティよりセンスが大事、バリエーションは熟考せよ!

    スリルこそがエンターテイメントの神髄、物語には「ハラハラドキドキ」が絶対必要!、先が見えるのはOKだが過程は秘密。
    あらすじは100〜300字で簡潔(ひとりよがりでない)、面白いもの。
    作者の都合だけで「死闘」を設定しない。
    すばらしいライバルは作品の財産。
    読者を「あっ」と言わせる奇術を考える。
    宿敵、雑魚敵を登場させ、主人公に次々と試練と成長。
    敵の立場を考え、「敵にとってベストの手段」を選ぶ。
    お話の作り方さえ分かれば、小説作法書は不要。

    書けない人への訓練法
    1毎日ピーナッツを一粒食べる
    2ブログか日記を一日三行ずつつける
    3毎日少しずつ、好きな作家の文章を書き写す

  • 露骨でチープでわかり易すぎて買うまでもなかったかな?と思わせられる本。

    ただ、今の自分には、下世話でもいいから教えて欲しい、という点が網羅されていて、深みはないが役に立つ気のする本。

  • 976

  • マンガを読んでストーリーを膨らますことは出来るが書くには練習あるのみ、でしょうね。

  • これはいい!
    ストーリーの作り方がロジカルに理解できます。

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