体と心にやさしいナチュラルなお産

著者 :
  • アスペクト
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757213807

感想・レビュー・書評

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  • お産は楽ちんでは無い。でもだからといって産む側の生命力を削るほどの病理的なものでもない。
    お産が楽しくて気持ちいいと言う女性は圧倒的に自然なお産をされた方に多い。自分の体の力を高める努力や信じる努力をして、体の力を使い切ったお産後の女性はまた産みたいとすぐ思う人が多い。

    産後にすぐまた産みたい、と言えるような言いたい体験をできた人は、たいてい妊娠中に運動や食事に気をつけ、体をしっかり温め、医師や助産師との関係性を育み、パートナーに心を開いて準備をしています。と言う人たちは皆、やるだけやったから、と口をそろえ、満足度も高いものです


    専門的には、分娩3大要素は、娩出力(陣痛といきみ)、娩出物(赤ちゃんと胎盤)、産道、と言われています。
    妊娠、出産は、非日常であるけれども、異常事態ではありません。おっぱいを飲ませて、赤ちゃんを見ると可愛いなと思う気持ちを持つためにも、エストロゲンと言う女性ホルモンの分泌は必須なので妊娠中の体重制限は、あまり厳しくするべきではない。

  • 医院選定に悩んだが、やっぱりできるなら自然で・・・というのはそうだったよな、と思い起こさせてくれた本。
    相変わらず、高齢出産などに対して配慮ある書き方をしてあって、「配慮されてる」感はあるが、まあ、その分嫌な気持ちにはならない。

  • 不要な医療行為を極力介入させず、
    「ナチュラル」なお産を選んでみませんか?という内容。

    お産について、受動的に選ばされるのではなく能動的に選ぶ為に
    読んでいていい一冊ではないでしょうか。

  • 以前友人から勧められて読んだ「えらぶお産」がとても良かったので、
    引き続き彼女の著書を読んでみた。

    この本は、「えらぶお産」をさらに具体化した本で、
    妊婦さんにはぜひ読んでほしい一冊。

    様々な出産形態があることを知るのはとても重要なことだし、
    妊婦でなくても興味が湧くほどでほどである。

    彼女の温かみを感じる文章は、
    いずれ出産したいと思っている多くの女性に
    出産=幸せなこと(不安なことではないこと)と
    気付かせてくれると思う。

  • ナチュラルって自然なお産ってこと?自然分娩の定義とは?ここ数年ブームな感もあるオリジナル出産。でも自分らしさとは何なんだろうかと考えます。バースプランを作成する時の参考になりました。そして、ハッピーなニンプ生活を送るための情報も数多い。

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著者プロフィール

バースコーディネーター。1987年の初産時から出産準備教育を学び、03年、妊娠出産知識を学ぶバースセンス研究所を、05年、日本誕生学協会を設立。10年、開発した「誕生学(R)」が『現代用語の基礎知識』に載る。

「2016年 『キャリアと出産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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