- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757215115
感想・レビュー・書評
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ふだん夜中でも光が消えない場所で暮らしていると、星を見つけることが なかなか難しくて、たま~に行く海や山で、満天の星を見る機会があると、その輝きにただただ圧倒されるのです。
そんな星たちが示す物語。占星術にはロマンを感じるな~~。
カラーも「象徴」、惑星も「象徴」。どちらも抽象的な考えやイメージを表す手段。
ひとつのものから 広がっていくイメージの世界は、私にはおもしろくて。
さて この心理占星術というのは ユングの考えや方法を取り入れてます。
(70年代の欧米で生まれたというのは、なるほど!ですね)
(ニューエイジ・ムーブメントとユング。神話や神智学や・・・)
どの辺が ユング的かというと
・連想しながら、意味を探っていきます。
・タイプ論の応用
四元素 --火・水・空気・土--は 星座にも対応してますよね。それをさらにユングの4タイプに対応させてみていきます。
火の星座(牡羊座・獅子座・射手座)→直観
水の星座(蟹座・蠍座・魚座)→感情
風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)→思考
地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)→感覚
星占いページでみる、いわゆる○座は太陽だけだけど、月や水星、火星、金星その他の星が どの四元素に多いのか 少ないのか で、全体のバランスを見ていくんですよ~~
何かをするとき「なんとなく」のひらめきなのか、「好きか、きらいか」なのか、五感で確かめて「心地いい」のをとるか。機能重視で、きちんと比較もするのか、自分なりのパターンってありますよね。
得意なやり方だけじゃなく、苦手なほうも活性化させれば、もっと自分を広げていけるというとこ。この辺のやり方、カラーセラピーとも通じるとこがあります。
さてさて、オンラインでホロスコープを作ってみると、私の場合は 思いっきり「火」に偏っておりまして「地」には冥王星しかいませんでした。。
「地」が欠けると・・・客観的に見られない、冷静さに欠ける、そうです。まず、よく考えるとか、情報を集めるということを気にかけたほうがよさそう。
身近な人は、どんなバランスなのか? みてみようかな~と思ってます -
心理と占星学(術)。
関係があるとは思うけど、わざわざ結びつける必要はないのではないかなあ。と思いますが・・・
心理学は心理学。
占星学(術)は占星学(術)。
でいいじゃないの。
占いは占い、学問は学問かなあ。
ホロスコープの出生図は心的反応を示すというから心理学との関係も間違えではないけど、わざわざ一緒にしなくても・・・ -
2009年3月16日(月)読了。
人間は多面体。
著者プロフィール
岡本翔子の作品






星の動きに魅入られた人間にロマンを感じます。。。
星の動きに魅入られた人間にロマンを感じます。。。