- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757219090
作品紹介・あらすじ
文章と漫画で二度、おいしい。ネガティブゆえに愛おしい人間の業を、しみじみ描き出す。
感想・レビュー・書評
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いつか思い出してまた読み返すかも。
巻末対談の、「違和感をスルーせず、わかる日が来るまで気持ち悪いまま抱え続けられるかどうか」という話はなんとなく納得。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
吉野朔実さんと吉野さんのエッセイでお馴染みの春日武彦先生の共著。
「絶望感」、「喪失感」、「嫌悪感」等13のテーマについて、春日先生がエッセイを吉野朔実さんが漫画描いている。
私にとって最も身近なテーマは「不安感」。
家族の死を想像して不安になるとか、底なし穴のある部屋を夢に見るとか、なんとなく分かる。
私は子供の頃に自分の家の場所が分からなくなり、探し回るというパターンの夢をよく見た。
その夢を思い出すと今でもあの時の不安が再現されて気分が悪くなる。
こんな不安感も、なければ人生が平板になりつまらないのだろうか?-
吉野朔実のエッセイの大ファンなんですが、春日武彦との共著は未読。きっと為になるんだろうなぁ~(吉野朔実のマンガを想像しています)
吉野朔実のエッセイの大ファンなんですが、春日武彦との共著は未読。きっと為になるんだろうなぁ~(吉野朔実のマンガを想像しています)
2012/04/24 -
2012/04/24
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第1話絶望感第2話喪失感第3話嫌悪感…と続く。それがあるのが「つまらない人生」、なのではなくその逆、であるらしい。味わい深い題名です、でもって春日先生はこうしたことを面白いと思って面白がって見ている、のであるらしい。わたしは面白いとは思ってもみなかったのである、が読んだらしみじみじりじり面白かった。あぁつまらなくはない人生(多少は)。
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「面白がって見ている」
人の心は判らない。判らないから面白い。のかな?
この本は文庫化待ちで未読。「精神のけもの道」は文庫になったので読みま...「面白がって見ている」
人の心は判らない。判らないから面白い。のかな?
この本は文庫化待ちで未読。「精神のけもの道」は文庫になったので読みましたヨ。。。2013/04/09
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2022/06/02
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罪悪感の章など、一つの作品になるようなエピソードがあった。
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文章と漫画で二度、おいしい。ネガティブゆえに愛おしい人間の業を、しみじみ描き出す。(アマゾン紹介文)
13のネガティブな「〇〇感」を題材にした、著者のエッセイ。
文章は読みやすく、漫画も面白い。
…んだけど、ちょっと露悪的すぎるかなーと思いました。 -
914.6
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吉野さんのマンガがはさんであるのがよい。
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精神科医の春日さんの手にかかると
中二病もきちんと言葉で表現されて味わい深い読み物になる。
現実の話なのにフワフワと不気味で不思議な感覚。 -
絶望感や喪失感といったマイナス感情をテーマにした本でした。春日武彦さんのエッセイと吉野朔実さんのマンガで構成されていますが、どちらもちょっと笑って読めるところに救いがありました。