プロになりたい人のための小説作法ハンドブック

著者 :
  • アスペクト
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本棚登録 : 53
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757220775

感想・レビュー・書評

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  • 超初心者用、基礎の基礎。一つの事柄について、右ページに文章で、左ページに図で説明している。内容は「目からうろこ」といったものではなく、凡庸だけどたしかに大切、という、日めくりにして壁に掲示しておくのにちょうどいい感じ。

  • 日本で1年間に発行される書籍は約8万点。
    大きな書店でも置ききれないほどの量です。
    おびただしい数の中で目に留まるためには、悪目立ちではない個性が必要になります。

    物語の定番パターンは
     ①成長物語
     ②プロフェッショナルの活躍
     ③日常の延長
     ④旅(主人公が行く先々で出くわす事件を解決していく)
    の4つに大別できるそう。
    確かにいろいろな作品がこの4つのテーマにまとめられています。

    長編と短編では、一見長編の方が描くのは難しそうですが、密度の濃い物語を書く必要があるため、短編の方が難しいのだそう。
    星新一の小説などは、さらっとシンプルで、簡単に書けていそうですが、実際には技術が必要なんだろうなと思いました。

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著者プロフィール

《榎本秋》
作家、文芸評論家。1977年、東京生まれ。書店員、編集者を経て作家事務所・榎本事務所設立。小説創作指南本や歴史解説本など多数の書籍を制作する傍ら、大学や専門学校で講師を務める。本名(福原俊彦)名義の時代小説も合わせると関わった本は200冊を数える。
主な書籍に『描く前に“絵の出来”はすべて決まっている イラスト・ラフの正しい作り方』(秀和システム)や『ナンバー2の日本史』(MdN新書)などがある。

「2023年 『イラスト・マンガ発注マニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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