すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757220935

感想・レビュー・書評

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  • ◆読んだ目的
    ・ビジネススキルを上げたい
    ◆結論
    ・サッカーをしてる自分をテレビから眺めてる感覚で思考する

    ◆どういう事か?
    ・人軸、空間軸、時間軸を出来るだけ大きくする

    ◆なぜよいのか?
    ・目の前の事だと感情的になるので、全体を見ることで冷静に考えられる

    ◆どう活かす?
    ・常にTV画面を意識し、動画で自分が話しているところを撮影する

  • ビジネスを行う際の個人としての目標に、どこまで人称を上げられるかはなるかと思います。

    ・一人称→自分のことを考える
    ・二人称→相手のことも考える
    ・三人称→まわりのことも考える
    ・四人称→マーケットのことも考える


    おそらく、サラリーマンから人称が上がっていくことで、出世や独立していくというのが自然な形なんですよね。

    四人称以降の説明は、石原先生のポッドキャストにて聞けます。

  • The person who thinks over the negotiation in the span longer than the human life expects wins.
    (交渉は人間の寿命より長いスパンで考えた人が勝つ)

  • 問題を、違う次元からとらえるという、思考の尺度について書かれています。

    人称という言葉を使って物事のとらえ方と思考法を教えてくれます。

    この本を読んで、これまでなんとなく感じていた「成功するための視点」を明確に文書化して解説してくれていると感じました。

    三人称視点を持てないと役職者にはなれません。

    三人称視点:自分が誰かにしていることを行動の対象者だけではなく、まわりがどう見ているかということも含めて考え、思考できる状態。

    心に残ったのは「問題の中に自分を入れない、人ごととして考える」「仕事上の悩み・迷いも一つ上の人称でなくせる」
    という内容。問題の中に入り込みすぎると気分が沈みがちになりそうですが、この考えをもてば前向きにとらえられそうだと思いました。

  • 肉体的苦痛→これは俺じゃないと言い聞かせる

    難しい状況→その状況を一回笑う

    切羽詰まった状況→滅多にないから楽しむ

    大変な事→これが将来すごい事になる
    大変だ、おもしろそうと考える習慣

    夢中、感情的、集中、儲かる・得する、経済的なマイナス→一人称になりやすい

    お金、病気、人間関係も心が乱されやすい

  • 自分と相手そして客観視出来るもう一人の自分。つまり、三人称の視点がまずは大事だと。もちろん、立場や状況に応じて四人称から八人称まである。個人的に興味を持ったのは、三人称思考になるためには自分自身を写真に撮ったり、動画を利用することで第三者の目を介在させる。すると自分が考える自分と他人から見える自分がいかに違うかを認識する。そういった具体的な方法が書かれている点かな。少し恥ずかしいけど自分の動画を撮ってみた!想像しなかった自分がそこに!
    (゚o゚;;

  • 常に自分視点だけでなく、上司や顧客視点で取り組むことで、ミスや悩みが減ったり、仕事が認められるようになる。

    ただし、他者視点は、
    相手の情報から、相手を知り、考えが分かることを
    繰り返すことで、磨かれることだと思う。

    相手への興味の持ち方や
    多くの情報を得る大切さが語られてないのが残念。


    作業の情報を持つオペレーションを回す仕事の人には
    再発見が多いと思うが、
    新しいことにチャレンジするひとは
    インプットがないので、視点を換えるのは難しい。

  • 行動すれば次の現実

  • ビジネスでは、どこまで広く考えられるか
    ということが重要です。

    どういうことかと言うと

    自分さえよければいい。
    その場さえ良ければいい。

    という狭い考えでは、なにごとも長続きしません。


    本日ご紹介する本は、

    「人称」によるものごとのとらえ方と思考法
    を紹介した1冊。

    一人称=私
    二人称=あなた
    三人称=私、あなた以外の人

    自分の行動が周りにどう影響するのか、
    どこまで広く考え行動できるかが重要です。


    ポイントは
    「切り離す」

    人間、自分になにか大変なことが起きると、
    感情的になり、客観的に考えられなくなるものです。

    自分と問題を切り離して考える習慣をつけることが
    大切です。



    「一人称」

    自分は満足しているが、
    まわりのことはまったく考えていない状態。

    そもそも人間は、鏡などを使わないと、
    自分で自分を見ることができません。

    だから、何も考えなければ一人称でとどまってしまいます。



    「二人称」

    自分の取る行動が相手からどう見えるかを考えている状態。

    顧客目線で商品を提供するためには必要です。

    常に二人称視点している職業に役者、タレント、モデルなどがあります




    「三人称」

    自分が誰かにしていることを、まわりがどう見ているか
    を考え、判断できる状態。

    客観的にものごとを見ている状態です。



    人が1人称に戻ってしまう引き金は
    感情にスイッチが入った時。

    大変なことが起きてもでも、自分を切り離して
    考えればそんなに大変なことでは無い場合が多いものです。


    そうは言っても人間は感情の生き物です。

    感情にスイッチが入りそうになったら、ぐっとこらえて
    問題と自分を切り離す習慣を持ちたいモノです。


    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ビジネスで成功する人=客観的に自分を見つめる「もう一人の自分」を持っている
    人称=【視野の広さ】×【思考する時間の長さ】
    そもそも自分は視線にはいらない=何も考えなければ一人称でとどまってしまう
    自分を見ることの重要性=自分で自分の行為を観察することを日常的に習慣化すること
    大変なことでも、自分を切り離して考えればそんなに大変なことにはならない
    人称があがることによって、意識する時間のレンジが長くなり、視野も広がってくる
    人が1人称に戻ってしまう引き金は、感情にスイッチが入った時
    交渉では常に、相手より1つ上の人称で対応した人が勝ちます
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    序章 なぜ「人称視点」という新しい尺度が必要なのか
    1章 なぜ「一人称」ビジネスマンではダメなのか
    2章 三人称視点はビジネスの境界線
    3章 あなたの危機を救うメタ認知
    4章 一つ上の人称でステップアップ できる社員になるキャリアマップ
    5章 誰にでも訪れる「三人称」の危機
    おわりに なるべく早く社内に「人称」を取り入れる
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/a78c3100225e206c.png
     

  • 人称というフレームを導入することで、ビジネスマンとしての立ち位置を明確にし、レベルアップを図っていくための本。

    読みやすいが、胡散臭い表現も多々ありか・・・

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