ニーズを聞くな体験を売れ: 2時間でわかる エクスペリエンス・マーケティングでお客に感動を与える

著者 :
  • ジェイ・インターナショナル
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本棚登録 : 75
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757301030

感想・レビュー・書評

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  • もう10年くらい前の本、初版を持ってたから改めて読んだけど
    2011年現在でも全然ブレない本質をついた本だなと思う。

    ブルーオーシャン戦略とか
    やることは 情報を収集して、編集して発信することである とか

    今やらなきゃいけないなって思う事と大差ない。

    ものすごく先進的な本だったのかなと思った。

  • 古本屋で見つけて、タイトルを見てピンときました。
    もうこれだけで本質を突いていると思う。

    てかなんで古本屋に売られてるのかさえ不思議。


    この本は読んで満足だけじゃダメ。
    今までのやり方じゃダメ。
    何が価値なんだろう? それは頭脳です。「脳で汗をかけ・脳に職をつける」

    これ+αで手に職つけるのが一番。


    タイトルの「2時間でわかる」ってのが余計^^:


    どれだけ創造的になれるかの話です。

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    ▼ 100文字感想 ▼ 
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    「顧客のニーズを踏まえて」「客のニーズを引き出して」
    ビジネスの現場でよく耳にするが、ニーズって何なの?
    という疑問が氷解する。仕事をもっと楽しもう、常識を疑っ
    てみよう、という思いがひしひしと伝わり、やる気が出る。


    ----------------------------------------------
    ▼ 5つの共感ポイント ▼ 
    ----------------------------------------------

    ■映画ファンが黒澤明に「天国と地獄」をつくってくれと
     言ったわけじゃない。アップルユーザーがiPodをつくっ
     てくれと言ったわけじゃない。ニーズに真実はない

    ■ニーズなんてない。あるのは不満と、他の人がもって
     るから、という欲望のみ

    ■阪急電鉄、阪急百貨店、宝塚、東宝などの礎を築い
     た小林一三。自分では気づかない欲求に気づかせ、
     その欲求を満たす体験を手の届くところに置いてあげ
     たわけです

    ■印刷屋さんが企画した雑誌は、言いたいことを言うた
     めに作ったものではなく、印刷の仕事を作るために言
     いたいことを考えた雑誌。そんなの面白いわけがない

    ■人は経験したことのないことは、想像しにくい。
     ノスタルジー普遍の法則

  • 1.お客の「ニーズ」を聞いてはいけない
    ・「ニーズ」は素人が既成概念の延長線上で考えるもの ⇒ 新機軸、斬新さはない
    ・「ニーズ」は素人が予想できるものだから、そのまま出したら「驚き」、「感動」が無い ⇒ お客の「ニーズ」+αの演出で「ニーズ」を超える
    ・+αは、お客のライフスタイル、考え方等の観察、自分の体験から始まる
     期待されていないところから、思いがけないサービスを提供する

    あなたの魅力、会社の魅力を書き出せ!


    2.「ニーズ」を超えろ
    ・商品自体のメッセージを強烈にアピールする
    ・他人と違うものを目指せ = ブルーオーシャンを目指せ
    ・ライフスタイルを軸におけ ⇒ 「こんなのを探していた」と言わせる
    実際、お客は、潜在的に要望していても、具体的にはわかっていない、
    そこに分かりやすいアピールで、モノ・サービスを提供する

    あなたが一番したいこと、時間のすごし方は何か
    書き出せ!
    あなたの趣味、価値観を具体的な言葉にしてみろ!
    その趣味や価値観をどんな人に、どんなモノ・  サービスで提供するのか設定しろ


    3.こうやって「体験」を与えろ
    ・「なんかいいよね」を具体的に分析しろ!
    ・無目的、無意識に行ってしまう場所はどこか、なぜか考えろ!
    ・誰かに話したくなるストーリーを演出しろ!
    キーワードは、「ノスタルジー」、「わくわくどきどき」
    ・何に幸福を感じるのか、いつ感じるのか、どうして感じるのか考えろ!


    4.「エクスペリエンス・マーケティング」を実践しよう!
    ?情報を集める
    ?集めた情報を編集する ⇒ ここがキモ!組み合わせたり色々考えろ!
    ?編集した情報を発信する

  • 読みやすく、わかりやすく、感動した。

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著者プロフィール

フリーパレット集客施設研究所主宰。
明治大学文学部(演劇専攻)卒業後、(株)京屋にてヴィジュアルプレゼンテーション、ニューヨーク大学にて映画製作等を経験。(株)ラーソン・ジャパン取締役就任後、各種集客施設(水族館、博物館、テーマパーク、レストラン、ショップなど)の企画設計を手がける。実績が証明されるにしたがい信奉者が増える。特に体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で集客施設や会社のコンサルティングを行う。

「2019年 『「つながり」で売る!法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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