- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757301788
作品紹介・あらすじ
相手を笑わせること。それはビジネスや恋愛を成功に導く非常に重要な戦術です。「自分は面白くないから」と嘆くのはまだ早い。本書は、笑いが生じる場面を詳細に分析し、それを応用可能な「技術」として体系化した、コミュニケーションの教科書なのです。これを読んでスキルを身につけたなら、あなたも必ず「ウケる人」になれるはず。
感想・レビュー・書評
-
全てが脳内ザキヤマ(アンタッチャブル山崎弘也さん)で再生された。濃ゆーい。
ここ関西には他者を圧倒するボケ・ツッコミ体質という土壌が豊かにあり、笑いを制する者は全てを制すると行っても過言ではない。ルックスや学歴、経済力等の一般的な異性ウケ要素が満たされていなくとも、おもろいやつがモテる(ただし、女性の場合はおもろいことはモテにはつながらない)。ウケるというのは一種のコミュニケーションであり、それに成功しているということはその人物のサービス精神やセンス・気配り・愛が受け手に響いているということに他ならない。
どちらかといえば関東の笑い、そして男性向きの内容であるがビジネス面・恋愛面・家族面など幅広いシチュエーションで活用できそう。もちろんこれをそのまま演じてみても本人のキャラクターに合っていなければ、イタい反応にはなると思うが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウケるw。但是,不能使用。社会人がやったら完璧チャラ男。ウケない芸人に必携の一冊?But I can't use, I won't use. (^^)
-
「題名とは異なる話す技術」を学べる
・例文が面白い
・活用できる年代や、場面は限られる
・筆者の主観がよく読み取れる
-
顔よりトークを、整形しよう。
コミュニケーションはアドリブ
打ち解けるのは時間の問題、それでもダメなら相性が悪いだけ -
笑いが生じる場面を詳細に分析し,
それを応用可能な「技術」として体系化した,
コミュニケーションのhow-to本です。
もっとザックリ言ってしまえば,
お笑いの教則本。
普通に読むだけでも,
ぷぷっと笑える。
空気を読む能力,頭の回転の速さがないと,
空回りしてしまう可能性大。
実際に使用するにあたっては注意を要する。 -
お笑いを解体する。
面白い -
ひとから、ウケるための方法を、体系化しているのが素晴らしい。会社とか公の場の楽しい会話は概ねこの法則に当てはまるのではないかと思う。
-
大爆笑(笑)ぜひ読んでください☆
なによりコミュニケーションはサービスである!という考えを初めて知り衝撃をうけました! -
大袈裟なケーススタディで学ぶ、笑いの戦略と戦術。
-
ウケる技術には大きく4つのカテゴリがある。「空気・共感」、「キャラ」、「前後」、「クリエーティブ」である。「空気・共感」では、相手の面白さに気づいて拾うこと、自分の恥ずかしい部分を告白すること、下心を口に出してしまうこと、全体像にツッコミを入れること、相手の行動の裏を読むこと、相手のネガティブな期待に応えること、普通ためらうことを即レスで言うこと、相手をいたわりながら切り返すこと、雰囲気の悪さを共感しあうことがあげられる。「キャラ」では、思ってもいないことをオーバーに言うこと、目上の人に友達感覚で話しかけること、極端に下手に出ること、物事を都合よく解釈すること、過剰にかっこよく演技すること、自分で自分をはげますこと、自分の魅力をアピールすること、あつかましく相手にねだること、相手を設定に巻き込み演技させること、自信ありげにふるまうこと、体を使ってこっけいな映像を再現すること、決まり動作を場面にあてはめることがあげられる。「前後」では、後に続くせりふの心の準備をさせること、ふつうと逆の言い方で言うこと、行き過ぎた自分にツッコミを入れること、会話の矛先をいきなりかえること、態度を急変させること、相手に次の行動を読ませておいて逆を言うことがあげられる。「クリエーティブ」では、ヘリクツをつけて説得すること、怒り口調で相手が傷つかないことを言うこと、有名な歌やフレーズを会話の流れにあてはめてみること、話の細部を具体的にしてころがすこと、話の文脈と違うモノを組み合わせること、一度ウケた言葉を再度登場させること、相手の行動の1つのレッテルで解釈すること、モノの目線でコメントすること、決まり文句を場面にあてはめること、述語をそろえて対比させること、会話の面白さが増す語彙を意識していることがあげられる。