図解フジマキ流アツイチームをつくるチームリーダーの教科書

著者 :
  • ジェイ・インターナショナル
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757302884

感想・レビュー・書評

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  • 2023/5/23

  • ※2005.12.29売却済み

  • 端的にどうあるべきかを書いている。
    一部納得できない部分もあるが、概ねそのとおりだと感じた。

  • これは確かにチームリーダーの教科書。
    リーダー職になって最初に読むべきの体系化された本。チャプターで切り分けられて読みやすく、とくにラストチャプターに書かれていることはハラオチできた。

    ・革新こそがリーダーの使命
    ・ リーダーは周囲の摩擦を覚悟して「その先の方向性」に踏み出さなければならない
    ┗ そしてその行動がもたらす効果を、誰よりもまず自分が信じるのだ。
    ・ 「まだ力不足」「まだ未熟」と感じている人については、マイナス面だけにとらわれずプラス面まであぶり出せ。
    ・ 新メンバーは、チーム加入前から「舞台の上」に上げること。・ マーケティングの行き着く先とは、リスクを全て取り除くことではなく、リスクへの「覚悟」を決めることである。
    ・ インフォーマル・コミュニケーション(世間話や雑談)ほど、その言葉はすっと相手に届きやすく、その人の気持ちを膨らませることができる。
    ・ ほめることや感謝することは「聞く」ことから始まると心得よ。
    ┗ 「なぜそれをはじめたのか」「何が大変だったか」「どんな成果があったか」といったことをじっくり聞く。それが本人の努力に報いる第一歩になる。
    ・ リーダーが本気で怒るべきは、メンバーの仕事に対する「意識」や「姿勢」に甘さが見えた時だ。
    ・ 人の心をとろかすような立ち居振る舞いを「努力」で身につけろ。
    ┗ リーダーはリーダーとして振舞うんだ!
    ・ 一番怖いのは、ミスが発生したときにその情報がチーム全体に行き渡らないこと。

  • チームリーダーとして何かを為す際の哲学について説いた本。

    目次
    <blockquote>01 事前準備
    02 チーム編成
    03 ビジョンを掲げる
    04 戦略を固める
    05 チームの士気を高める
    06 トラブルを防ぐ
    07 次のリーダーを育てる
    Last lesson 未来を担う新しいリーダーのあなたへ</blockquote>

    さて、リーダーシップを取れる人はそうそう多くない。
    それは、生活の中で「リーダー」と言えるような活動が少ないからだと思う。
    しかし、社会の中である種のチームを率いるには、中核としてのリーダーが必要で、誰かが引き受けなければならない。なのに、そのリーダーはどうすればうまくこなせるのかという事に関しては、現在の教育は非常に弱い。
    授業では決して語られず、運悪く(?)当たってしまった学級委員長とか、そういったまとめ役を引き受けて、しかもメインを張って動く事もそうそうない……という現状では、いいリーダーが生まれる事は無いのかもしれない。

    著者は、社長をしていたときに関わったプロジェクトから、リーダーが持つ心構えがプロジェクトを達成する際に最初の火付け役となるのだという確信を持つことが多かったのだろう。
    文章のところどころに熱い想いが見え隠れする。

    <blockquote>「リーダーとは、あるものごとを自分から「やろう」と切り出して、人々をその方向へと全力で導いていく存在だ」</blockquote>
    本書でこう述べ、人数が少なくても、成し遂げたい何かを持ち、そこへ皆をひきつけるアプローチを取る人がリーダーだと宣言している。

    また、本のスタイルとして、右側に絵本のようなイラストを付け、左に一つのポイントについて説明するスタイルを取っており、非常にわかりやすく、章が後ろに行くほど、プロジェクトが進み、そして次へ引き継ぐ際の心構えまで順に説明が進んでいく。
    リーダーとして、メンバーはどう選ぶべきか、どう接するべきか、チームとしての戦略、力をどうだすべきか、またトラブルにどう立ち向かうべきか・・・…そして、プロジェクトを引き継ぐために後継者をどう育てるべきか。悩みやすいこれらの点に関して、見開き1ページずつ、熱く語っている。

    内容に難しさは無く、初めてリーダーを引き受ける、もしくはチームを作りたいと思う人向け。

    名言:「<b>リーダーの喜びにふれたとき、あなたの人生は大きく変わる。</b>」

  • この本のキモは最終のラストチャプターに有ると思う。

  • "一つのリーダー像を見える化したもの。
    自然にできてしまう人が、生まれ持ってのリーダーなのだ。
    でも、リーダーとならざるを得ない人は意識して学びつつ、経験と座学で身につけていくほかない。"

  • 冷めたリーダーではあかんねんな。最近身に染みて感じるわ。とことんチームメンバと向き合わないといけませんと。見開き1ページ、1項目の解説で絵もついてて藤巻弟氏の実体験に基づくエピソード満載でためになります。

  • 前半は割と当たり前に思えることばかり書いてあるけど後半はアツい。

  • ・ 「リーダー」は周囲の摩擦を覚悟してでも「その先の方向性」に踏み出さなければならない。そしてその行動がもたらす効果を、誰よりもまず自分が信じるのだ。
    ・ 「できる人」については、プラス面だけでなくマイナス面も考えろ。逆に「まだ力不足」「まだ未熟」と感じている人については、マイナス面だけにとらわれず、プラス面まであぶり出せ。
    ・ 新メンバーは、チーム加入前から「舞台の上」に上げること。
    ・ あなたのビジョンは ①現場をしっかりふまえたものか ②みんなに夢を与えるものか ③社会に役立つ側面があるか ④どんなリスクがあるか
    ・ マーケティングの行き着く先とは、リスクを全て取り除くことではなく、リスクへの「覚悟」を決めることである。
    ・ インフォーマル・コミュニケーションほど、その言葉はすっと相手に届きやすく、その人の気持ちを膨らませることができる。
    ・ 大切なことは、自分がどうかではなく、「これがお客さんに一番喜ばれる方法ではないか」というか説を徹底的に言及すること。
    ・ ほめることや感謝することは「聞く」ことから始まると心得よ。「なぜそれをはじめたのか」「何が大変だったか」「どんな成果があったか」といったことをじっくり聞けば、それが本人の努力に報いる第一歩になる。
    ・ リーダーが本気で怒るべきは、メンバーの仕事に対する「意識」や「姿勢」に甘さが見えた時だ。
    ・ 人の心をとろかすような立ち居振る舞いを「努力」で身につけろ。
    ・ 一番怖いのは、ミスが発生したときに、その情報がチーム全体に行き渡らないこと。
    ・ リーダーの役目は、ミスを怒ることにあらず。すべきことは、ミスが繰り返されない「仕組み」を作ることだ。
    ・ 年長者の持つノウハウを思い切り教わっていく姿勢をとれ。目標の実現のために、今のノウハウだけでは何語りなのか、「ここを一緒に考えてもらえませんか?」と共同戦線を呼びかけていく。
    ・ 謝ると同時に、うまくいかなかった「理由」も十分に説明せよ。次いで速やかにミスを取り戻すための「修正案」も出すことだ。
    ・ リーダーは①想いがある ②志が高い ③人間を見る力がある ④明るく元気 ⑤勝ち方を知っている ⑥器量の大きさ
    ・ リーダーの役割 ①整理・分類 ②整頓・清掃 ③しつけ・作法 ④誠心・誠意 ⑤シンプル・センス※物事は複雑化せず直感の響くものに。 ⑥スピード・スマイル
    ・ 軽々しく救いの手を差し伸べては絶対にいけない.何が問題でダメなのかを、まず本人の手で「形」にさせろ。

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