3週間で攻略 TOEIC(R)テスト 900点! (CD-ROM・別冊付) (TOEICテスト 残り日数逆算シリーズ)

著者 : 大里秀介

• アルク (2013年1月31日発売)

作品紹介・あらすじ

900点突破の「壁」を徹底分析したオリジナル模試200問。「吸収」するためのアクティビティーを豊富に掲載。残り日数逆算シリーズ。

感想・レビュー・書評

[Y2EnglishHouseさんの感想 · 2015年2月3日]

1週間で〜とか、1ヶ月で〜という根拠のないタイトルの本は普段読まないのですが、お薦めされたので。

やり方はごく一般的というか、同じ模試を何度も（３回）それぞれの問題をきちんと掘り下げて理解するまでやるというものです。点数を上げるには良いと思います。
勉強の仕方が分からない人にオススメします。

ただ、解説が詳しい本は他にもありますし、この値段で模試1回分はコストパフォーマンス悪い。本人が825点から5ヶ月問題を解きまくった後にこのやり方で900点を超えたというのに、これだけやって3週間で900点というタイトルは？？？ です。

著者は専門家でもＴＯＥＩＣの問題を作るプロでもないそうなので、これだけの問題を作れるのは凄いです、さすが４年間も毎回受け続けているというだけありますね。公式問題と比べるとやや？？の部分はありますが、負荷をかける為には良いのではないでしょうか。


著者本人も言ってますが弱点が何か知ってそれを強化するのが点数を上げる近道です。つまり、人によって弱点は違うので例えばパート5が苦手ならばそれに特化した良書が沢山あるのでそれをやりまくる方が効果が（点数が上がる）で易いと感じます。

そういう意味でやる気はめちゃめちゃあるけど、やり方が分からない人にはサポートプログラムは良さそうですね。本の価格が高いですが、それでも個人的にきちんと教えてもらえるならかなり安いと思います。
内容はわからないですが、著者の言われたとおりに、かなり短期集中で勉強するようです。

本自体は☆３つですが、サポート次第では☆５つかもしれません。

著者プロフィール

東北大学農学部応用生物化学科卒。サッポロビール株式会社に勤務する現役サラリーマン。2006年から英語学習を開始して、2007年スコア730点を突破、社内選考でイギリス留学を経験する。帰国後2008年からTOEIC学習を本格化させ、2011年にTOEICテスト990点を達成。2012年からカナダ・オンタリオ州にあるSLEEMAN BREWERIES LTD.に2年間勤務し、北米間の大ビジネスプロジェクトをTOEICで磨いた英語力を駆使して成功に導く。TOEICブロガー「Tommy」としても活躍し、英語学習者へのセミナー開催やTOEIC書籍へのコラム掲載等、TOEICに関する啓蒙を積極的に展開。時に「変態」と言われるほどの圧倒的な学習量とモチベーションの高いブログ記事は英語学習者への刺激となり、伝説のTOEICブロガーとして人気を誇っている。
ブログ：TOEIC A GO GO！目指せ990点の道！　http;//blogs.yahoo.co.jp/abcsyu123

「2017年 『はじめてのTOEIC(R)L&Rテスト入門模試 教官Tommyコース』 で使われていた紹介文から引用しています。」