翻訳というおしごと (アルク はたらく×英語)

著者 :
  • アルク
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757428607

感想・レビュー・書評

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  • 文字通り、翻訳者が翻訳の仕事について語った一冊。

    今後翻訳の仕事をする人はもちろん、そうでない自分みたいな人にとっても参考になるかと。

  • 210127*読了

    翻訳家という職業に憧れがある。
    昔から語学が好きで、英語を学んでいた。
    社会人になってからは離れてはいたけれど、語学が好きで、読書が好きな自分、いつか本を出版したいけれど、語りたいことがあるというよりも、すばらしい作品を世に紹介したい気持ちが強い自分。
    そんな自分には、翻訳家という職業が適しているのでは…とふと思った。

    これからの時代、しかも出版翻訳だと、結構難しいというのは分かっている。
    最初から出版翻訳1本に絞ることはできないと思う。

    でも、挑戦してみたい。

    翻訳家とは?を知るにはいい本だった。

  • 翻訳という仕事だけでなく、働くということにおいて参考になることがたくさん。

  • 長く翻訳者として活躍している著者が翻訳という仕事のしくみと今後翻訳者に必要なスキルや続けていくための要点を記した職業解説書のような本。実務翻訳、映像翻訳、出版翻訳の3分野を中心に前線で活躍する翻訳者たちの働き方や信念にフォーカスしつつ、近年ボーダレス化して需要が増えていく反面、単価が下がりつつある翻訳業界の現状をどう生き抜くかが書かれてある。

    ネットワークの発達によって過去にあった業界の壁が失われ、まともな知識を持たないクライアントと低賃金でも請け負う新規参入者が増えた事によって、どの業界でも実務を行う人間の業務量は増えているのに単価は値崩れを起こしている。横の繋がりを作って労働組合のようなものを作らない限り、この流れを変えるのは難しいんだろうなぁという印象だった。

    こういう自分の範疇外の職業について書かれた本を読むのはとても面白い。

  • https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdetail/p/KP00012967/

    「アルク はたらく×英語」シリーズ。
    自動翻訳などの技術も進む今、どのような翻訳者が求められているのか、そもそも翻訳とはどんな仕事なのか。実務、映像、出版の翻訳者10名のインタビューを交えながら、出版翻訳者/ライターである著者が翻訳者の実情や未来についてまとめた1冊です。

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  • 目指しているのは翻訳家ではないのですがここ数年村井さんのファンで、英語を生かしてやりたい仕事をするようになったら社内翻訳も請け負う事になるだろうなーというのもあって、どんな仕事なのか知っておいて損はないと思って読んでみました。
    思った以上に翻訳家とは何か?を知らなかったし物凄く大変な仕事だという事も知れて良かった。
    だけど、だから英語は本当に一生かけて学ぶんだなということを再確認できて良かったです。

  • ベテラン翻訳者の方々のコラムや実体験が参考になった。好きじゃなきゃ出来ない仕事だよなー。

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著者プロフィール

翻訳家
主要訳書
『サッカーと独裁者:アフリカ13か国の「紛争地帯」を行く』『英国のダービーマッチ』『サッカーが勝ち取った自由:アパルトヘイトと闘った刑務所の男たち』『孤高の守護神:ゴールキーパー進化論』(以上、白水社)、『ハウス・オブ・グッチ 上下』(早川書房)、『ザ・クイーン:エリザベス女王とイギリスが歩んだ100年』(カンゼン)ほか

「2022年 『女子サッカー140年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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