鋼の錬金術師(1) (ガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757506206

感想・レビュー・書評

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  • 王道バトル漫画です。
    主人公の成長は見てて楽しいですし、成長しても無双するほどの強さではないので頭を使って戦っている感があって面白いです。また伏線の張り方がとても上手だと思います。
    漫画を読んでいる方で未読の方にはぜひ読んでいただきたい作品です。

  • 最高の少年漫画

  • 受験期も唯一買い続けていた漫画。
    中身がぎっちり詰まっていて目が離せない。
    終わり方も、正統派の少年漫画っぽくて好み。

  • 女性が描いた少年漫画の傑作。きめつのビッグヒットも女性が書いてるっててのが要因になってるのかな。私はエンビー?にシンパシー感じる。アニメ化だと大好きな高山みなみさんが声優てのもある。儚くて可哀想なものに生まれてしまった悲劇。嫉妬を特性にもってる人って可哀想な存在だよ。

  • 最年少の国家錬金術師であるエドワード=エルリックは弟のアルフォンス=エルリックとともに旅をしている。
    二人の探し物は伝説のような代物、”賢者の石”。
    目的は幼い頃に禁忌の術に手を出してしまったことへの代償として失った自分たちの身体を取り戻すこと。
    しかし、様々な困難と試練が二人を待ち受ける…。

    *****

    けっこうシビアなマンガ。
    読んでいて「痛く」なるところがある。
    血も出るしね。
    でも、登場人物たちがみんな「なりふりかまわず、必死に生きてる」。

    エドがアルを想う気持ち、アルがエドを想う気持ち、二人が周りの人間を守りたいと想う気持ち。
    理屈だけの正義ではなく、自分たちの信念を持って旅をする二人、訪れる出会いと別れ。
    ガツン、とくる。
    面白い。

  • 【全巻読了】

    面白かった!
    最後のたたみかけはすごい。
    話の長さもちょうどいい☆

    しょっちゅう出てきた
    「等価交換の法則」という言葉。
    何かを得るには何かを犠牲にする。

    でも、その犠牲を犠牲と思わずに
    前へ進むための礎と納得できれば、
    失うとか得るとか、
    そういう二項対立の概念から
    抜け出せるのかなと思った。

  • 二日間ハガレン三昧で、27巻全巻、読了。
    ・・・感慨深い。一緒に旅をして、一緒に旅を終えた気分です。10年近く連載しながら、話もブレず、無駄なところがない、というのがスゴイ。
    なんといってもブラックハヤテ号に2世が誕生しているのがうれしかったw

  • ツタヤで全巻借りて土日で一気読み。
    おもしろかったー!
    扉をあけるところは「・・ユング?」と思ったけど(笑)

    だいぶ乗り遅れましたが、やっとハガレン語れるようになりました!
    だれか、語ろう!

  • グロそうで避けてきたので、今回初めて全巻読んだ。

    うーん、なにがおもしろいんだろう?
    理解できてないだけ??
    戦争で流れる血で錬成陣を描くのが狙いっていうのは、しばらく明言はされなかったからたぶん本来は驚きの展開!だったんだろうけど…
    だいぶ序盤で予想出来たので正直、読者にそうミスリードさせてのどんでん返しみたいなのあるのかなーと期待してた…。

    マスタング大佐、すぐ手袋破けたり濡れたりして戦えなくて何でこいつが強い言われてんねん…とか
    ホーエンハイムが俺は賢者の石の全員と対話したんだ!とつよつよ展開になるかと思いきや(対話の大切さを教えてくれるのかと思いきや)あっさり取り込まれてたり…とか
    等価交換等価交換言うけどいまのそれ、ほんとに等価か?とか
    最後は真理の扉いりませんで解決→つまり人間は全員誰かをゼロリスクで召還できるの…?とか
    ハテナばっかりです…

    あと何より、キャラの書き分けが出来てなくて混乱した。

  • 本編はもちろん、4コマも面白いです!私はよく、4コマだけ読んでます。笑

  • なんかぶっ飛んだ、お上の狗らしいのだが魂は売ってないらしい兄弟が、何しろぶっ飛んでるんで、凄いまねをさらして有難い人を粉砕する。
     ちゃんと有難い人はいかにしてカリスマになったか、が描かれる。
     かう言ふ小っちゃいおに―ちゃんのキャラ大好き。

  • 小5娘が呪術廻戦が読んでみたいと言っていたが、まだ早いかなと思いダークファンタジーへの入口にと思い読んでみた。寝不足必須!2010年に完結とのこと当時読んでたら、もっともっと新鮮だっただろうな。鬼滅の刃や進撃の巨人、呪術廻戦の前に読みたかったと思った。今のバトル漫画に絶大な影響を与えたと感じる作品。娘の感想は「なんか鬼滅っぽいとのこと」(泣)鬼滅のがあとに出たじゃん、なんかズルいと思ったが、若者には通じない。

  • この漫画はあまりにも有名で、冒頭の内容は私も知っていたしアニメもさわり程度は見かけたことがあったけれど、当時は暗くて怖い話だと思って興味を持たなかった。何の縁か今になって目に止まり読破したのですが、すごく面白くて本当にびっくりし
    た。退屈だと思うシーンが一切無かった。

    キャラクターが皆魅力的。主人公のエルリック兄弟が格好いい。常人離れした強さがあり、人間らしい弱さがある。そして可愛い。とにかく可愛い。いつの間にか子供を見守るような目で見てしまっている。ダークファンタジーらしからぬコミカルなシーンが多く、最後まで楽しく読めた。エドワード大好きです。
    バトルシーンも格好良い。戦闘に関しては飛び抜けて強い力を持ったキャラクターがいるわけでなく(戦闘力の違いはあるけれど)、皆必ず脆い部分があって。皆平等で、同じ土俵で「人が」戦っている感じがする。それぞれに信念があり、違う考えがあるということが細やかに描写されていて、敵味方関係なく各々の言動には考えさせられるところがある。特にエンヴィーの存在が忘れられません。命の尊さ、生きることへの葛藤、人の強さ、成長についてを的確に描いた作品だと思う。暗い題材からスタートするけど、前向きに進んでいく心を感じられる。

    漫画を読んでいる時、ずっと「母親」の心が感じられる作品だなあ、作者の方はさぞかし母性の強い男性なんだろうなあと思っていたんですが、女性だったとは。失礼ながら今更知りました。差別をするつもりは無いけれど、少年漫画は男性が描いたほうが面白いと思っていて。この漫画もまた然りと疑いもしなかった。とんでもない偏見でした。この作品は、女性が描く事で更に面白くなってる少年漫画だと思う。この漫画に出会えて本当に良かった。

  • 見開きの中に、焔の錬金術師、焰の錬金術師、どちらの表記もされているページが存在する。

  • 初読。銀の匙silver spoonで荒川弘を知り、著名な他作品を読みたかったので、純粋に読めることが嬉しい。本作は近代ヨーロッパを舞台に、錬金術師であるエルリック兄弟を主役に据えたダークファンタジー作品である。兄弟が操るのは等価交換が鉄則である錬金術。2人は自分たちの身体を元に戻すために賢者の石を探す旅に出ている。その中途、様々な出来事に巻き込まれてはそれらを解決してゆく…という物語だ。場のギャグ濃度が一定に保たれている一方で、〆るところは〆ているため読後感がよい。エドが時々漏らす自分の哲学は、物語を引き締めると同時に、自分もこういう考えを持って生きたい、生きようという気分にさせられる。また主人公の知人も本巻の終盤に登場する。彼はこれから出会った人々と果たしてどんな関係になってゆくのか、どんな勧善懲悪を見せてくれるのか。次巻も楽しみ。

  • ママ友さんよりお借りしました。
    お正月、これを読んで過ごします。
    タイトルはよく聞くので気になっていた事を話すと、すぐに貸してくださいました。
    絵柄はよく見る少年漫画。
    特に好き嫌いなく受け入れられます。
    ストーリー自体がとても気になる構成なのでどんどん引きこまれます。
    これからの展開が楽しみ。

  • リザ・ホークアイが好きです。
    彼女には、気だての良い若者とどこかで穏やかに幸せに暮らしてほしい。
    と言いつつ、あの上司との連係プレーもまだまだ見ていたいこの矛盾。

    「錬金術」をこの世界のこういうスタイルにして、
    主人公兄弟が禁断の錬金術に手を出した動機が超けなげ(あれじゃあ誰も責められないよ)っていうところが、素晴らしいと思います。

    そして、キャラクターの魅力もさることながら、
    物語の余韻を台無しにする各巻のあとがきが大好きだ!

    全27巻読了。

  • 百姓貴族・銀の匙を読んで興味を持ったので先に描かれてたこれを読んでみることにしました。最後まで楽しみです!

  • 今更ながら全巻読破。この壮大な作品をよく最後までまとめたねぇ、というのが率直な感想。主役だけでなく脇役もそれぞれの方法で大活躍したし、最後はハッピーエンドだし、言うことなしの名作。ガンガンコミックス全27巻。

  • 一番好きな漫画はと聞かれたら『鋼の錬金術師』と答えるくらい大好きな漫画。何度読み返してもおもしろい。

  • 百聞は一見にしかずとはまさにこのことでした。
    面白いという評判は昔から聞いていましたが、逆に有名すぎて後回しになってしまい、手を出してこなかった作品。
    これは確かに面白い。なぜもっと早く読まなかったんだろう…。1巻を借りて読んだら世界観にはまってしまい、速攻本屋で全巻探しに行きました。
    荒川先生作品を集めるきっかけとなった記念すべき1冊。

  • 初めて読んだ時は小学生でしたが、今まで読んだことないダークな世界観にぶちあたってのめり込むように読んでいました…
    今読んでも面白い

  • 絵が優しいし、所々ギャグがあって、とても楽しく読めた。
    少年漫画だが、老若男女楽しめると思う。
    面白い中に、死生観のような深い部分があり、続きがとても気になる♪

    ちょっとずつ中古で買っていきたい(^-^)

  • 第1〜4話収録。錬金術の基本は等価交換。何かを得ようとするならそれと同等の代価が必要である。その錬金術を巧みに操り、国家錬金術師として活躍する″鋼の錬金術師″エドワード・エルリックとその弟のアルフォンス・エルリック。二人はかつて人体錬成を試み、失敗しただけでなく錬成の代償として兄は左足を、弟は身体を失う。彼等は自身の身体を取り戻すべく、伝説の「賢者の石」を探す旅に出る──。
    再読。何度読んでも面白い!旅の目的といい、テーマが重いのも良し。既にヨキ中尉とロイ・マスタング、そしてホムンクルス2人が出てて驚いた。

  • ひさしぶりにきちんと読み直すとめちゃめちゃハマった!!

    最初に読んだのがちっさい頃だったため、内容もよく理解できず、ただアルが面白かったから(鎧が)読んでいましたが、大きくなってから読むと別の面白みがわかり、ハマりました!!

    全巻大人買いしたいけど、まだ子供なんでそんなお金がなく、ちまちま買ってます笑笑
    続き気になるっ!!

  • 全27巻 完結

    友人が熱心に進めるので、TSUTAYAでレンタル。美容室に持って行って読んでいたら、美容師さん達がみんなファンのようでびっくりしました。特に髪を乾かしてくれたお兄さんなんて、人生の教科書とまで!みんなに愛される作品なんですね。
    というわけで、人生の勉強をすべく一気読み。始めの方はいまいち乗れず眠くなりましたが、後半のまとめ方は素晴らしいの一言!
    主人公の葛藤や成長を描くと同時に、悪役敵役の内面も描き切り、それぞれが自分の正義を貫いて死んで行く様は最高にかっこいい!!
    特に、フラスコの中の小人が自分の感情を切り離し、それぞれを息子としたという設定は面白いです。決して相容れない敵役ながらも、分身一人ひとりの本音を知ることで、捨てきれなかった"お父様"の感情を垣間見ることができます。
    自分の母親、そして自分自身の事しか考えていなかった兄弟が、憎しみや復讐の念を乗り越え、一国の住民全員の家族、仲間を守るべく錬丹術研究の旅に出るという終末は、まさに人生の教科書と言えるのではないかと思いました。

  • 何回目かの再読。伝説の始まりの書。この一冊からどれだけの人の人生が狂わされたか…。ありがとうございます。一話目から名言のオンパレード。私は人体の構成成分のところが好きです。ちゃんとカバー裏もチェックしよう。

  • 再熱したのでもう一回集めていました。全巻揃えたぞー!!(20140112)
    ふと手に取って読み始めてもついつい最終巻まで読み切ってしまう。心の底から熱くなれる名作だと思います。ヒューズさんとリンが好きでした。
    あと毎巻カバー裏は必見。

  • 全27巻。

    もう何度も読んでますが、何度読んでも面白いです。

    最初に読んだときは、空っぽの鎧が弟って何事!?とビックリしたもんですが、読み進めてみれば等価交換や人間の定義に生き死にとテーマは重く、全体的にシリアスな内容。
    それを魅力あふれるキャラとテンポのいいやり取りで、うまい具合に調整してある感じ。

    錬金術を駆使したバトルシーンも、キャラの内面に触れるシーンも良くできていて、すっかりハマってしまいました。

  • 完結してからでも何度でも読み返したくなる。
    完結後に読んでも色褪せない、作画もストーリーも完成されたものだと思う。

    まだ序盤なので後半に比べて一話完結的な話運びで
    やや軽めなストーリー展開だが、その中にもリアリティのある重みがある。
    ご本人が仰るだけあって、面白いB級映画のような
    テンポのよさ、確信犯であろうフィクション部分とリアルさのバランスが非常に良く
    登場キャラクターが非常に多くなるこの物語ではあるが
    この1巻できっちり、誰が主人公であるかということが示され
    ところどころに生々しいエピソードが織り交ぜられ
    非常に魅力的。

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

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