まほらば 5 (ガンガンWINGコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 334
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784757510395

感想・レビュー・書評

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  • 隆子爆誕&千百合登場の巻
    なよなよしい見た目の主人公が女装させられてしまう作品は多いけれど、それによって各所に影響を撒き散らすだけでなく、暴走状態の千百合を止めるきっかけになる構成は面白い
    隆子によって人生の分かれ道に立ってしまった友人A(エロール)については果たして哀れと言って良いのか、それとも真実の愛に辿り着くための切っ掛けであるのだから問題ないと見るべきなのか困るところ


    様々な転機となる要素が描かれた巻であるけれど、5巻で最も注目する話といえば、やはり27話の「熱」を措いて他にない
    珠実は梢の親友を自負しており、隆士の邪魔をするときもあれば二人の仲を応援する場合もある。その気になれば出来ないことは無さそうであり、ある意味裏ボスみたいなポジションのキャラクターである
    そんな珠実がどのような想いを抱えて生きてきたか、そしてどのようにして梢と出会い彼女に魅了されたが描かれる話

    どんな事でも人並み以上にこなせるために達成感を覚えられなくなり、同時に感動する心まで薄くなってしまった珠実。そんな彼女が出会ったのが、どんなものにも楽しさや暖かさを見いだせる梢であり、そんな彼女を通して珠実が少しずつ影響を受けていく流れは優しさに満ちていてとても良い
    特に珠実にとって転機となる屋上のシーンは秀逸。何でも器用にこなせる珠実なら絶対にしない屋上に寝転ぶなんて行為。けれど、そこで梢と一緒に風をその身に受けた様子からはその一瞬で彼女の価値観が大きく変わったことが伝わってくるような描写。同時に珠実にとって梢がどれだけ大切な存在か充分過ぎるほどに判るものだった

    だからこそ、このような出会いを通して世の中の楽しいことを探求しようとする現在の珠実になったとすれば、隆士達への色々なやらかしも多少は許せるようになる……のだろうか?

  • 2014年12月10日

    <MAHORABA>
      
    装幀・デザイン/クリエイティブ・ピクシーズ

  • 「廊下でみたもの」は神回。意味不明な話だが、ほとんどこの漫画をまとめている。他かなり濃い目。

  • 最高すぎます!

  • 緑川千百合、見参。白鳥隆子、爆誕。
    とても正しい服飾をめざすべく、第4の人格“緑川千百合”が再登場。白鳥君もなんだかすごいことになってしまって、大変な5巻です。

  • まほらば第5巻。
    見所は女装した白鳥くん。そして、そんな女装した白鳥くんを好きになったあの彼(笑)

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