ちょく! 1 (ガンガンコミックスONLINE)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 195
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757526129

感想・レビュー・書評

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  • わたモテの谷川ニコの作品です。ちょっと痛い女の子の芹香先輩と直の面白くて変だけど純愛のギャグマンガです。

  • ちょく! 1 (ガンガンコミックスONLINE)

  • コミック

  • 今にしても思うと、あまりにもストレート剛速球ギャグ。

    『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の谷川ニコの初連載作&単行本化作品です。
    後に、語らずとも細かな仕草から心理描写を示唆させる繊細で技巧に優れた漫画を描くことになるコンビですが、この段階では線や輪郭は粗く、まだまだといったところ。
    けれど、その分飾りのない剛速球でストレートな台詞回しと、力技なシチュエーション、何よりもヒロインの力で笑わせてきてくれます。

    一応……、押しかけ女房ネタになるの、かなあ?
    ギャルゲ好きで孤独な少年(女装が似合う)「水橋直」と、黙っていればクールビューティー、すべての行動がエキセントリックな「赤井芹花」、だいたいこの主人公とヒロインの間で話は完結します。
    なぜか片言調な芹花さんはとにかくストレートに好意とよくわからない話題を飛ばしてきます。

    ボケ役の口調が堅いせいなのか「うんこ」とか単音節で脈絡ない問題発言を飛ばしてきてもあまり違和感が無いと言いますか。
    正直、ネタ自体は繰り返しが多くとも(定番と化した鼻血ネタとか)感情は豊かなのに表情はほぼ動かさず、シリアスな笑いを提供する芹花さんの破壊力が凄まじい。
    唐突過ぎる一目惚れから意味不明な交流を深めつつ、とりあえず友達からはじめましょう、って定番の流れはわかります。
    わかるんですが、当の友達になってから友達ってのはこういうことするのはわかるし、あー、現にやってるねー、でも友達ってなんだっけ? って疑問がとめどないです。

    歳の差&身長差カップルが生む微妙な温度差と言うには難しいと言わざるを得ない、よくわからない空気感はとりあえず唯一無二では? 過言してみたくなります。
    投げっぱなしな下ネタ、作者の体験に由来するぼっちな学生生活などは、『わたモテ』の原点と言うよりも谷川ニコの根底に流れている潮流なのかもしれませんね。

    わりと人を選ぶ習作的な部分もあると思いますが、星五つで。久々に読み返してみて滅茶苦茶笑いました。

  • 変な女の子に振り回される話。

    黙っていればかわいいヒロインに不条理な求愛をされるドタバタギャグ。シュールギャグは偏にキャラクターを気にいるかどうか。

  • 不条理系漫画だったか。むしろ生徒会長がかわいい。こういう漫画ってなぜかモブの方に良いキャラが生まれるよね

  •  『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の作者の前作ということで読んでみたが、絵柄や雰囲気が全く違うので戸惑った(テーマだけは同じだが)。はっきり言って漫画としてはつまらない。『私モテ』のヒットに至るまでに死ぬほど精進したのがよくわかる。

  • 1〜4巻読了。
    かわいい系男子とクールビューティー変態血まみれ系(どんなだ)女子のラブコメ。
    とにかくヒロインがぶっ飛んでいてナイス。

  • うわー何か全体的に無理ー!と思った次のページからそのワールドにはまってしまった。
    笑うよ。

  • 今まで読んだ本の中でも意味がわからなかったがラブコメなのだろう。展開は期待出来るが作品自体はとてもつまらない

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著者プロフィール

原作と作画のふたり組。著作には『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』『ちょく!』(スクウェア・エニックス)、『ライト姉妹』『ナンバーガール』(KADOKAWA)、『クズとメガネと文学少女(偽)』(星海社)などがある。

「2021年 『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! ミステリー小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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