ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク 4 (ヤングガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 143
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757528307

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、過去にシェルの身に怒った出来事が明かされることになります。彼の暮らしていた村では、「妖精神祭」と呼ばれるイヴェントが開かれることになっていました。シェルもまた、仲間たちとともに参加しますが、そこで彼は、捕らわれの身になっているピロロに出会い、妖精神祭で村人たちを妖精と融合させて生物兵器にする「妖精武闘術」(スピリットアーツ)と呼ばれる実験がおこなわれていることを知ります。そしてシェルも実験がおこなわれ、その結果彼は妖精の力を得て古代魔法を使うことができるようになったのでした。しかしその魔法は、彼自身の命を削るものだったのです。

    後半は、「聖十字架騎士団」(クー・クルセイダース)への入隊をかけて、スフォルツェンド夏合宿のサヴァイヴァル・バトルがおこなわれることになります。

    意外とあっさりシェルの謎が明かされました。またクラ―リィも、彼らの身に迫りつつある危険に対して準備を進めており、以降物語の後半へと入っていくことになります。

  • 2010/8/31購入・12/18読了

    知られざるシェルの体の真実といった感じ。シェルが手袋してたの初めて気づいた。

  •  シェルのハードかつドシリアスな裏事情が出てきましたが、これから更にシビアな展開になりそうですね。
     シェルを助けるために自らケストラー化したグレートに成長と友情を見ました。ギャグじゃないんよ……。けど血判状とか、ほんと継がんでもいい父方の悪癖まで継いじゃってこの子は……。

     親世代の番外編があって嬉しかったです。
     ところでサイザーさん、それは血縁者(おもに兄とかじーさんとか)のしょーもない入れ知恵の結果でせうか……?
     フルートがハーメルを尻に敷いてるようで何よりです。

  • 書き下ろしはファン抱腹。
    謎明かしが始まりつつも、旧作にも引けを取らないギャグの連発。くどいほど。
    作者さんの変わらないスタンスが感じられてほっとしました。

  • シェルの過去と目的が明らかになる巻です。
    正体については謎が深まります
    前作キャラの今も青年誌編で語られています・・・ってこれ青年誌だ!

  • 3巻に引き続きシェルの抱えてる問題が明らかになってくる4巻です。
    本編も見ごたえがあるのですが、おまけページに、前作の主人公はーメルとフルートや、その他の人物の今がわかる短編が載っていますので、前作のファンにはかなりお勧めです。

  • シリアスなシーンが多くなり、いよいよ佳境に入ってきた第4巻。

    主人公のむごたらしいエピソードは、どう考えても最後に幸せになれない結末しか想像できないので、これからどう料理していくのに期待。

  • シェルの過去が少しずつ明らかになってくる今巻。
    「グローリアー大帝国」は懐かしいけどこんな国だったっけ?
    ハードな展開の中、みんなの妄想が逞しくてニヤリ。
    おまけマンガの「青年誌編」にもニヤリ。

  • 悲劇の予感……。だからやめられないんだ渡辺作品は……。

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著者プロフィール

1988年、第22回新人コミック大賞に入選。1990年に「ハーメルンのバイオリン弾き」がエニックスファンタジーコミック大賞大賞。現在michiaki.comにて「続ハーメルンのバイオリン弾き」を連載中

「2022年 『続ハーメルンのバイオリン弾き 19巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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