妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス) 1 (ガンガンコミックスJOKER)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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レビュー : 207
  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757528512

感想・レビュー・書評

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  • 2012年1月よりMBS・TBSほかにて放送スタート。

    <公式HP>
    http://www.inuboku.tv/index.html

    <放送局>
    MBS 2012年1月12日(木)26:00~(初回は26:27~)


    <キャスト>
    白鬼院凜々蝶:日高里菜
    御狐神双熾:中村悠一
    反ノ塚連勝:細谷佳正
    雪小路野ばら:日笠陽子
    渡狸卍里:江口拓也
    夏目残夏:宮野真守
    青鬼院蜻蛉:杉田智和
    髏々宮カルタ:花澤香菜

  • これが「厨二」なんだな、と思った。悪い意味で。
    端的に言ってしまえば作者の萌えの集大成でしかなくて、独りよがりの作品で終わっている。
    こういう設定が好きな作者さんなのだろうというのは直ぐ解る。僕っ娘・主従・年の差(幼女と青年)・人外・二面性……。詰め込んだそれらは、しかし作者の個性になりきれていない。昇華できていない、というのかな。使い捨て、と言うべきかもしれない。
    節操なく寄せ集められた素材を繋ぐのは(作者の)萌えだけで、だからてんでまとまりもなく、意味もなく、まともに作者独自の味付けもなされていない。これだけ具材放り込んでよく無味無臭にできるなってくらいに味気無い。
    ギャグも表面をさらりと撫でるだけの、まずキャラが好きになれなければ――キャラに興味もてなければハマれない類のもので、笑う前にページ捲ってしまえた。興味ないし、面白くないし、むしろ白けるから。作画も手抜きが多くて白いから丁度いいね。
    取り敢えず、あの貧相な外装とお粗末なセキュリティで「最高級セレブ向けマンション」…初っ端から別の意味で笑わせてくれた。言葉で説明されないと、普通のマンションだよ。SSの前にセコム導入しようか。

    童貞だのSMというのも烏滸がましいSMもどきだのしょうもないフェチ(メニアックって…いや何でも)だのを踏まえたギャグは兎角安過ぎて、ただただ安易に笑いを取ろうとしただけの軽薄さに本当辟易する。この幼稚さと浅墓さと下品さは一体何なのだろう。次第に不快感。
    放送禁止用語、と卑語は被る言葉はあっても意味合いが全く違うと思うし、この作品に出てくる下品な言葉は総じて卑語。それを公然と連発して使うことで笑いが生じると思っているのはせいぜい中学生、思春期辺りまでだ。作者には本当恥ずかしいことだって気づいて欲しい。大便の付着したパンツを履いていますってキャラに言わせるのと同じようなもの。作中で滑っているような描写を見せればいいってものじゃない。「肉●器」なんて「おま●こ(お●こ)」と同じくらいの卑語じゃないか。重ね重ね、使うことそれ自体が少年/少女誌の書き手として恥ずかしくないかと作者に言いたい。

    で、一話目から凛々蝶の過去を垣間見せてはいるけれども、五分間に二十枚パワーポイント見せられても(瞬間記憶能力が余程じゃない限り)さっぱり理解できないし残らないのと同じで、「で?」と思えてしまう。凛々蝶の人格形成の背景を垣間見せ、彼女の今後の変化を暗示すると同時に、読者に感情移入させたいのかなとは思っていたのだけど、これは後に間違いだったことに気付いた。そんな上等なもんじゃなかった。
    まぁどちらにせよ、何がどう悔しいのか・つらいのかさっぱり伝わってこなかったんですが。自己中心的に自己完結して自分可哀想!と泣いてるだけのイメージだけが伝わってきますが。うん、中学二年生。失礼、厨学二年生。

    で、初対面の相手に悪態吐いて後から後悔して…と言いながら全く次に活かされていないどころか、周囲がそんな主人公の内面をデフォルト・サトリばりに察して「本当はアナタないい子なんですよね」と持ち上げて改善の機会を奪いまくっている辺りに、キャラの成長を描く気がゼロなんだと気付いたわけで。
    皆が皆、単に主人公萌えで持ち上げて、主人公至上主義信者で、カルトさながらの気持ち悪い空間になっている。名前はSSだけれど実際やっていることは教祖を崇め奉る信者のよう。
    挙げ句そんな主人公に否定的な態度を取る人は問答無用で排除…って、卑近な例で言えば、モンスターペアレンツを見ているみたいで恥ずかしいし痛々しい。
    旧家という設定の割には、礼儀作法や一般常識を致命的に欠いている自称・妖怪の先祖返りとやらは、皆自宅で快適通販生活送ってくれていた方が周りの一般の方々のためになるってもんだ。


    で、既にお腹一杯なのに更に乗っかって、厨二丸出しの名前や設定を始め、兎に角「天然黒」と書いてピュアブラック、だとか「ツンしゅん」だとかの言葉の何番煎じ感、造語の深みのなさ、美しくない振り仮名の乱用。言葉のセンスのなさに笑えることは笑える。失笑苦笑時に冷笑嘲笑、次第に無表情。O先生、ここに「美しくない振り仮名」の見本があります。
    既存の言葉を使う癖に定義も意味も適当で、既存の言葉で事足りるものを造語にしてみせる。
    オリジナリティってそういうところで出すものでもないし、そもそもオリジナリティを見出すには見たことある感の方が強過ぎるのだけどね。本当、天然黒なんて言っているが、唯計算高いだけだし。
    何だろうなぁ、この「オレ、かっこいい」中二クッキーをビッグサイトで初めて見たときのような痛々しさは。


    ――何というか本当、萌えの一言で終わっている。延々そればかりなので、読後に残るものがない。
    カラーは一見綺麗だけれど、直ぐ埋もれる。モノクロ絵はといえば可もなく不可もなく、線は綺麗だけれど構図や切り方がそうでもないので、眼を引かない。背景が白いどころか人物ですら手抜きのデフォルメが多い。だから見せ場もいまいち決まらない。他が手抜きじゃそうなるわ。
    けれども、個々に作者は萌えているんだろうな・萌えて欲しいんだろうなという場面だけは、解る。から萎える。萌えは押し付けられるもんじゃない、自らの内からぶわっと生じるものなんだ……!!
    キャラに萌えられないとページ捲るのすら億劫になる。つまり萌えたモン勝ちの作品じゃないかコレ。


    で、諸々敢えて控え目に言ってたけど最後に。どうでもいい人間のこれ見よがしのオナニーショー見せられても白けるしかないだろう。しかもそれをストリップだと勘違いしている尚更始末に負えない人間だと、白けた気持ちで白眼視もする。それと同じようなもんだったっつう話。
    個人的にはオタク女子向けまゆたん漫画と称したい。そんなレベル。



    (諸々への嫌悪感が一線を越えたため、2012年改編・部分改稿。追記として掲載していたものは再読記録2へ。
    後作品には直接関係ないことは明記しておくけど、特典の為に同じ巻複数冊買いは当たり前、みたいなA○B並の特典商法には引いた。通常版/特装版ならまだしも…えげつないというか、作品<おまけな価値観が良く解らないわ…)

  • 「好きそう!」とおすすめされて購入。ふだんあんまりこういった絵柄の漫画は買ってなかったので新鮮!と思いつつ読みました。

    ……ら、御狐神くんがツボで……笑

    ふだん日常系ばかり読んでるせいか少し世界観を受け入れるのに時間がかかりましたが、主人公のりりちよちゃんと、みけつかみくん(表紙の二人)の関係が可愛すぎるのでなんかそれでもうごちそうさまですって感じでした。かわいい…

  • ネットでおもしろいというのを見かけて一気に7巻まで集めた。
    りりちよ様がかわいいだけの漫画という感想を見かけるけど、カルタちゃんとわたぬきもかわいいし、のばらちゃんもかわいい。れんれんも残夏さんも蜻蛉様も好きだ。全キャラ好き。
    これ読んでから妖怪ものにはまってネットで調べたのはいい思い出。
    日本の妖怪っていいよね。

  • 「萌え漫画興味ないなー」とか言っててごめんなさい。たしかに世間一般で言うところの萌え要素というものはふんだんに詰まっていましたが、それは必ずしも悪ではないことがよく分かった。キャラクターが魅力的で人間描写が丁寧です。1巻から続いたラブコメときめきと、4巻からの切ない急展開の表裏一体感がすごく良い。めちゃめちゃ上手いというよりは、印象に残る作品。

  • 変態3人、平凡1人、変人が沢山でてくるお話です。

  • 読了

  • 絵が綺麗でキャラが魅力的。

    萌え系漫画?と最初は読むのを躊躇いましたが
    ラブコメ要素やギャグ要素があったり
    そうかと思えばいきなりシリアス展開になったりでとても面白いです。

  • 藤原ここあ先生らしい作品で、おもしろかわいい。

  • 久しぶりに読みたくなったので読み返し。いま読んでも好きですね。本当に、何と言えば良いのか…。1読者という些細な立場ではありますが、
    ご冥福をお祈りしております。

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