ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 1610
レビュー : 160
  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757535121

作品紹介・あらすじ

『ポリゴン』って何? 食えんの? そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凜と座していた──。
90年代アーケード・ラブコメディー!

感想・レビュー・書評

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  • 怪奇系漫画で有名な押切蓮介氏の、ゲームセンターラブコメ漫画。

    作者の押切氏は1979年生まれで、私とは5歳ほど離れており、私自身はあまりゲームセンターにのめりこんでいなかったこともあり、描かれているゲームのうち実際にプレイしたことのあるものは半数にも満たないが、ゲームセンターや駄菓子屋など当時の世相をよく表しており、非常に懐かしくなった。

    少しネタばれになるかもしれないが、この物語は、1巻だけからは想像できないほどの広がりを見せる。
    1巻の小学生編はコメディ要素が強いが、話が進むにつれて奥が深くなっていく。
    ゲームセンターに魅せられた一人の人間の、一大抒情詩と言えるかもしれない。

    押切氏は、作品の幅が広い。
    「でろでろ」「プピポー!」「おどろ町モノノケ録」などほんわか怪奇系漫画、「ミスミソウ」「サユリ」などのサイコホラー、「ゆうやみ特攻隊」「焔の眼」などのアクション系、そしてこの「ハイスコアガール」のようなノスタルジックなラブコメなど。
    単純に区分してしまったが、ひとつの作品内でも様々な要素を見せてくれるので、読んでいて感情の振れ幅が大きくなる。

    この作品に関しては、ホラーの要素こそ皆無だが、笑いあり、切なさあり、感動ありで、感情を揺さぶられる。

    まだまだこれから先が楽しみな作品。

  • 人いう字を三回書いてファネッフー!


    話題作だからレンタルで済ませようとかコスいことやらなくて正解だった。きっと何度も読み返すことになる。

    無言で訴える大野さんと一人で喋る春雄の関係性がたまらなく愛しい。かわいい。死にたくならない。末長く爆発しなくてよろしい。

    ゲーム強い女の子と、後ろでゲーム見てるだけで楽しいと言ってくれる女の子の、二大ゲーマー殺し。

    友達がいるやつに友達の言葉が背中を押してくれることがあるように、読書好きに偉人の言葉が背中をおすことがあるように、ゲーマーがゲームキャラに背中を押されることがあるんだ!春雄にとっての半径1mはゲームで満たされてるのだ!

    その半径1mにかわいくてゲーム好きで同じ孤独を共有できる相手がいるんや!やっぱり爆発しろ!

    次巻(4)からやや曇ってくるようだ。
    春雄のゲーム熱が、春雄の半径1mが挫折でどうなるのか気になるところ。震えて待つ。

  • 場末のゲーセン。懐かしいな。

    いやいやいや。わたしの格闘ゲームは、スーファミの「ストリートファイター2ターボ」だし、その頃は、もう大人だったし。
    ゲーセンに行ったのは、それから、バーチャ時代までだし。
    小中学校時代は、ゲーセンというより、バッティングセンターだったし。駄菓子屋の前にあったのは、インベーダーゲームや、ギャラクシアンだったし。

    それでも、この風景は、懐かしい。微妙に全部混ざって、多分、記憶自体がねつ造されていると思うんだけど、これこそが、自分がたどってきた時代を切り取ってくれているような気がする。
    多分、それは、このお話が、ものすごく限定された時代のものでありながら、どこか普遍的なところがあるんだと思います。

    なにかに夢中になって、多分、世界から浮いている自分。そして、はみ出した自分を受け入れてくれる避難所のような場所。
    最近は、全くといっていいぐらいゲーセン行ってないな。でも、行ってみても、あのアジールみたいな空間は、そこにはもうない。
    そういう意味では、これ、喪失の物語なのかも。

    ヒロインがしゃべらないラブコメ(?)も、なかなか素敵です。

  • 押切先生の漫画なので気にはなってましたが、やっと購入しました。
    自分はミスミソウと焔の目を読んだ印象が強かったので、ギャグ漫画と聞いてちょっと違和感というかそういうのを感じてましたが、読んでみたら素直でした笑
    ちょっと某先生とノリが似てそうですが、接点はあるんでしょうか?

    母親が天井から覗くシーンとか、ダルシムの小キックのみで全クリするシーンが好きです。
    大野は主人公と同じく、いがみ合いつつも、同じ趣味の同士なので楽しかったんでしょうね。
    段々と素直に心を開いていく感じは微笑ましいです。
    一巻の描写では飛行機に乗っていっちゃいましたが、表紙で見た感じは大野がいるのでどうなんでしょう?
    レトロゲーセンあるあるも交えて楽しまさせてもらってます。

  • ぼくは青春をゲーセンで過ごしました。彼女いなかったし
    格ゲーで好きなキャラでうまくなりたくて強くなりたくて、一生懸命でした。
    どこのゲーセンにもその主がいたし、「本当に強い人」ってのは確かにいてかっこよかった!女性プレーヤーは貴重でそのなかでひときわ魅力的でした!*^^*
    このマンガはぼくと同世代!

    ゲーセンってやっぱり熱い!
    大野さんかわいい!!

  • 世代ドンピシャ。

  • 友人に薦められ購入。
    作品の世界より少し年代上ですが(^^;
    隋所に懐かしさを感じます。ノスタルジックな心地よさがいいですねー。

    しかしまさかラブコメだったなんて!
    大好物ですけど(^^)

  • どうでもいいボンクラバカ男子のどうでもよさ、押切蓮介画の女の子の素晴らしさ、少年期の淡い思い出、そして何より'91年のゲーセン。大変に素敵でございました。

  • 『ピコピコ少年』にボーイ・ミーツ・ガールな成分が加わった感じですね。
    無口なゲーマー美少女と親しくなっていく過程がなかなか甘酸っぱくて良いです。
    ゲームには全く興味が無いのですが、PCエンジンは弟が持ってました。
    ゲームのタイトルが懐かしいあの頃を思い出させます。

  • 超ガチのゲームマニアたちのドキドキさせられる青春漫画。ゲームの知識がハンパない。押切蓮介のクセになる絵が良い。一般的に綺麗ではないこの絵で書かれた女の子にすごく惹かれる。キャラクターの存在が可愛い。主人公や友達のキャラも好き。

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著者プロフィール

1979年神奈川県川崎市出身。
1998年に週刊「ヤングマガジン」に掲載された『マサシ!! うしろだ!!』でデビュー。
その後紆余曲折あったが、ホラーギャグ『でろでろ』、化け物の類いが出てこないホラー漫画『ミスミソウ』、少年時代とゲームを題材にした『ピコピコ少年』、アクション巨編『ゆうやみ特攻隊』、自分の母親の半生を描いた『HaHa』とジャンルに縛られない作品を世に送り出し続けている。
月刊「ビッグガンガン」にて連載した『ハイスコアガール』は2018年にアニメ化もされた。

「2019年 『狭い世界のアイデンティティー(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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