私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(3) (ガンガンコミックスONLINE)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 941
感想 : 47
  • Amazon.co.jp ・マンガ (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757538184

感想・レビュー・書評

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  • たとえばこの本がいまの中学生や高校生に届いていて、おんなじ境遇のこたちの日常を笑い飛ばしてくれているならば。……なんて考えたら、この作者が実は一番やりたいことはそこなんじゃないの、と考え始めたらもうもう、素晴らしい作品なんじゃないかと思っちゃう。ちょっと大人になった僕らは、もこっちの日々も、実はそんなに悪くないことを知っている。まあまあでいい、合格点はなくていい、でも生きていけるんだよ。第一巻のころの、ただただゲスなイメージはほとんど影を潜め、淡々と描かれるもこっちの日々が、だんだん暖かな眼差しで描かれていることに気づける第三巻。文化祭と「部活」が好き。うまい。

  • 3巻読了。
    相変わらず痛くて笑える…

    けども、その痛さが心のトラウマを喚起しちゃってさ…ふう。

  • こういう今流行り(?)の長い長い題名で男性向けに発信されているであろう漫画。しかしこの作品、こんなタイトルだが最終的にリア充になるんだろ…それなりにヒロインも可愛く描かれてるんだろ……という半ば諦めにも似た感情をあっさりと取り払ってくれました。これは、本当にモテる訳wないよなwって感じの主人公です。なんと言うか喪女っぷりが妙にリアルでハマりましたw本当に恐ろしい程可愛く無くて、だがしかしそこに萌える新属性の片鱗をみました。主人公の行く末を見守っていこうと思います。あとアニメ化決定オメ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「萌える新属性の片鱗を」
      可愛いとか可愛くないって言うのが、主観的なコトだから、見方によったら変わるって言う意味なのか?(と、訳の判らない質...
      「萌える新属性の片鱗を」
      可愛いとか可愛くないって言うのが、主観的なコトだから、見方によったら変わるって言う意味なのか?(と、訳の判らない質問をしたりして)
      2013/03/08
  • 孤独と向き合い始めても、時間と付き合わなければいけないお年頃。

    夏は過ぎて、寂しさが募る秋と「二学期編」の到来です。
    席替えで目立つ位置に移動になった「黒木智子(もこっち)」ですが、本人の動きにはさして変動はなし。
    ただし、周囲の動きが目に見えるようになったのが大きな変更と言えるでしょうか。

    遠い席でポツンとしていたころと違って、新たな人間関係が生まれたかと言えばそうでもなく。
    けれど、主人公の持ちネタである心の声での毒づくさまがいよいよ本領発揮で、ギャグマンガとしても大きく開花した、かなり重要な転機と言えるかもしれません。

    することがなくて時間を持て余している自分と、活発に動いていてなんかリアルが充実してるリア充の対比が効いて、暗い共感を生みつつクスリ笑いに転化している気がします。

    微妙に得た自己肯定感も相まって順調に(主に弟に対して)調子に乗り始めるもこっちですが、ちゃんとしっぺ返しを食らうようになっています。
    行き場のない独り芝居の失敗に胸を焦がしていたあの頃でなくて、ちゃんと相手のいることって構図は大きいですね。

    「ボケ」「ツッコミ」の基本的なギャグが完全ではないですが現れてきて、これはこれでという趣が生まれてきてます。
    ぼっち関係ないじゃんってネタも出てきて、もこっち本人のゲスめだけど、臆病で、でも本質的には自分本位とは限らない性格もよく出てきている気がします。

    漫画的工夫か、辛いイベントのつなぎは「気絶」や「怪我」ですっ飛ばして読者に辛さを与えないのも上手い。
    それでいて本人も落ち込むでなく先の展開に繋げていくので、なんだかんだで強くなってるじゃんって気がします。

    この巻を取って考えると、友達のゆうちゃんと回って楽しんだ「文化祭」を挟んで、同じ自分の場所を求めるのであってもその動きに大きな違いが生まれていることがわかります。
    自分から動くっていいね、といつまでも見果てぬ「青春」を追い求めるかつての少年少女はもこっちを応援するのかもしれませんね。

    そして、今後の展開のキーを握る「今江先輩」が文化祭で取ったとある行動、これは四巻までの内容を題材に採ったアニメでも大きくクローズアップされました。

    ところで1巻発売時点から海外の2ちゃん的掲示板で大人気という販促も打たれ、実際に初期から現在に至るまで海外の声も連載継続を支えたこの作品。
    一人であることの寂しさと痛々しさは万国共通なんだって改めて感じ入ります。

    三巻時点にして累計発行部数100万部を突破しながら、アニメ化されて逆に売り上げが下がったという伝説も作ってしまった(らしい)この作品。

    けれど、手探りの中でどうこの作品が変わっていったのか? どう向かうのか?
    読み返してみて、ますます追いかけるのが楽しくなったと言わざるを得ません。作者も「この先」なんてわからなかったのでしょうが、この先を知ってしまえば「すべて」が掛け替えのない時間に思えてくるのだから不思議。

  • 読書録「私がモテないのはどう考えてもお前
    らが悪い3」3

    著者 谷川ニコ
    出版 SQUAREENIX

    p102より引用
    “弟と一日中一緒にいれば
    風邪が伝染る可能性が高い
    そうすれば今日だけじゃなく
    明日も明後日も休めるかもしれない”

    目次から抜粋引用
    “二学期が始まる
     準備する
     文化祭に参加する
     写真を撮る
     悪天候”

     人とのやり取りがいまいちうまくいかない
    女子高生を主人公とした、妄想と苦悩を描く
    日常系漫画。
     二学期が始まり、席替えで不自由な席に
    移ってしまった主人公・智子。不穏な事を考
    えているうちに昼休みになり…。

     上記の引用は、仮病で早退した智子の胸の
    内。風邪で休んでいる弟に対する仕打ちを見
    てみると、ちょっとまともじゃない所があり
    ます。風邪をひいたら休めるとは、学校時代
    に思う人は結構いると思いますが、実際に風
    邪に罹ると苦しくて、楽しく休みを過ごせる
    わけではないでしょう。
     学校マンガでの文化祭といえば、楽しい青
    春模様が描かれるところですが、この作品で
    は実に暗い描かれ方です。ちょっと気が滅入
    りそう。

    ーーーーー

  • お世辞にも画力が高いとは言えない本作が注目されている。
    学生時代の「ぼっち」生活のリアルな描写に、心苦しくも感情移入している人々が少なくないらしい(私も含めて)。
    テーマは、タイトルの「モテない」だけではなく、ヒロインの人間関係全般に渡る。
    3巻は、学校行事がメインで、よりその傾向が強まっている。
    ボッチのヒロインのため、セリフは必然的にモノローグが殆どになる。会話はほぼ皆無。
    彼女は、ボッチの自分を正当化して心のバランスを取るため、周囲の人々に悪態を吐き続ける。
    彼女は人間関係を改善しようという行動ができず、このようなセルフトーキングに逃避してしまう。
    しかし、私は彼女を攻められない、似たようなことを私も今でもしているから。
    もこっちは、心優しいオタ友優ちゃん、唯一口がきける男子の弟(ウザがられるが、構ってはくれる)、ごく普通に接してくれる母親、そして外界のストレスから逃げ込める自分の部屋がある。
    これらがなければ、彼女はどうなってしまうのかとひやひやしてしまう。一方で本書掲載外のエピソードだが、「他者の中のぼっちより、積極的に一人でいるぼっちが気楽だ」と達観したところも見せる。
    もこっちは、どこへ行くのだろうか。
    作者は、原作男性+作画女性のコンビ。女性から見て、この作品のリアリティ、テーマ性はどう感じられるかも興味深い。

  • いろいろ思い出して泣きそうになった。

  • 蟄ヲ譬。逾ュ縺ョ譎ゅ↓螻??エ謇?縺後↑縺?函蠕偵▲縺ヲ縺ョ縺ッ窶ヲ縲ゅs繝シ縲√〒繧ゅ??サ呈惠縺ッ繧ゅ▲縺ィ莠コ縺ィ謗・縺励◆縺サ縺?′縺?>縺ィ諤昴≧縲よ、?ュ舌r荳ヲ縺ケ縺溘?縺ッGJ繧医?ゅ∪縺ゅ?∝ュヲ譬。縺ョ譎ゅ?縺昴l縺ェ繧翫↓螟ア謨励@縺ヲ繧ゅ←縺?↓縺九↑繧九°繧峨&縲ゅ◎繧薙↑縺薙→繧貞ァ泌藤髟キ縺ョ螟ゥ菴ソ縺」縺キ繧翫r隕九↑縺後i諤昴▲縺溘?ゅ@縺九@縲∝シ溘?縺サ繧薙→轣ス髮」縺?縺ェ縲

  • ネタが世代なんだよなあ。好きだわぁ。

  • 2学期が始まり、席替えのポジションが変わってもやはり変人ぶりを晒してしまった女子高生、黒木智子。画して学校行事である「文化祭」の準備が始まる。智子は、この文化祭の中でまともな思い出づくりをすることは出来るのだろうか。

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著者プロフィール

原作と作画のふたり組。著作には『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』『ちょく!』(スクウェア・エニックス)、『ライト姉妹』『ナンバーガール』(KADOKAWA)、『クズとメガネと文学少女(偽)』(星海社)などがある。

「2021年 『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! ミステリー小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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