クズの本懐(5) (ビッグガンガンコミックス)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757546783

感想・レビュー・書評

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  • 花火ちゃんの危うい感じが読んでいてハラハラします。
    ビッチになりきれない…ああ、なんて表現すればいいのでしょう。そのきっと花火本人もまとまっていない感情がとてもリアルでいいのです。
    麦は麦でモカが唯一の癒やしかとおもいきや、ああいう展開になりますし…。
    どう物語が決着するのかまったく読めないところもいいですね。
    次巻早くー!

  • 花火が茜に負けたくないと、ビッチ化しようと考えて茜に向く好意を全て自分に向けてやるって考えるところクズ化してるところなんだろうけど、クズっぽく見えないんだよな。なんか分かる気がしちゃった。ただやっぱりすぐにはビッチ化できないもんだから大学生には振り回されるわ、引き止めちゃうわ、イマイチなりきれず。クズ女が好きな麦は花火の二股疑いながら、自分はモカとデート。デートくらい可愛いもんだと思っていたら、可愛いからってトントン進んでく感じがまさにクズ。でも高校生男子なんてこんなもんじゃないの?と思うと大してクズにも思えず。今回はお兄ちゃんやら茜、えっちゃんがほとんど出てこなかったから、次回に期待。



  • 26/Dec/2017 読了

  • 1~5までイッキ読み。
    クズってほどクズじゃない。
    思春期迷走中と言った方が近いかなー。

    えっちゃんと麦、期待してる。
    二人はもっとクズさをさらしたらよい♪

    お兄ちゃんがどうにもインパクトなくて困るんだよな。
    もっともっとクズになれー!

  • 花火はビッチにはなりきれないんだろうな。承認欲求強過ぎるから。ヤれないからって他の女のところに行く奴に追いすがってもしょうがないし、すごくふらふらしてて危うい感じ。モカも本当はわかってる。いろいろあるけど、今触れたい。恋ってそんなものだよね。わかってても止められない。

  • 三本立て
    ・花火はクズになりきれない
    ・麦はクズ
    ・モカちゃん天使なんじゃ~^

    花火は皆川先生との違いを思い知る
    ⇒自分は自分の存在価値を他人に依存している

    花火
    欲は手に入れられても行為は手に入れられないことに気付くが、
    その違いがわからずに浮かれている自分もいる
    ⇒より一層ダークサイドに堕ちる

    麦はクズ女が好き

    モカ
    かわいい私でいたいの
    他の誰でもない大切な自分自身のために
    そんな特別な一人一人を「誰かの代わり」なんかにしてはいけない筈よ

    麦とモカのデート
    恋はかなわないと意味がない!と涙するモカ

    夢が叶わないのなら楽しい思い出にしてしまえばいいの
    私には一生本物の恋なんていらないの!
    でも、想いが溢れる
    ⇒モカが麦に告白

    モカLOVE勢の私ちょー歓喜!!

    麦はキスでこたえる

    モカ、今までの自分との葛藤
    しかし、

    別に先のことどうでもいいわけじゃないけど、
    好きな人が今こうして私を求めてくれる以上のことなんてないって

    今触れたいの。
    ⇒モカと麦の関係が進展



    花火 夏までに告白を決意

  • 私の可愛いえっちゃんの出番が少なくて淋しかった。。。
    次巻に期待…!

    しかし花火がいい感じに迷走しているなー
    ぐっちゃぐちゃで人間臭くてとても良い

  • 自分のことは
    死ぬまで自分だけが
    知っていたら
    それでいいじゃない

  • 茜にとっての
    こいつは
    数ある内の
    一人で

    こいつは
    それでもいいから
    繋がって
    いたいのに

    私にとっての
    こいつは
    数ある内の
    一人じゃない(と思われてる)
    から

    数ある内の一人に
    しようとする

    …………
    こんなんじゃ駄目

    まったく
    ぜんぜん
    みじめなままだ

    私はあいつに
    勝ちたいのに

    大学生の?タクヤを引っ掛けようとしますが、たとえそれに成功しても、茜に勝った事にはなりません。『茜にとってタクヤは数ある内の一人』なんだから、高々タクヤが花火に夢中になったからと言って、茜には痛くも痒くもありません(茜のプライドが許さなければ話は別ですが)。
    ここでの勝利とは、茜が大事にしているものを奪う事であり、末節の人間を奪われたって代替可能なんだから構わないはずです。

    理解ったことがある

    私みたいなタイプは

    流されたら
    終わる

    心が揺れても
    終わる

    能動的ビッチは
    自分の価値を
    振りまいてる感覚なんだ

    はじめから自らの価値は
    高い位置にあって
    自尊心は満たされてる

    削がれることもない

    比べて私は

    「他人の評価」を通じて
    自分の自尊心を
    取り戻そうとしてる

    この差は大きい

    他者からの拒絶は
    自分の全否定になる

    でも そんな

    馬鹿みたいな

    まるで その人に
    否定されただけで
    世界が終わるような

    そんな気持ちに
    させるのが

    恋だから

    この洞察、特に前半部分は鋭いです。そしてこれを言語として表現できるから、作者の凄さが際立ちます。よくこんな難しい感情を言葉に出来るものだなと感心します。

    好きな人とするキスを 私は知らない。

    端的な表現ですが、このシチュエーションでの一言は重みがあります。


    はじめて
    なの

    私の「好き」は

    「それでも
    いいくらい好き」よ。

    モカの台詞ですが、この真っ直ぐな姿勢に好感を持てますね~。麦のようなクズが好きになるくらいなら、他の人を好きになればいいのに……なんてお節介(笑)。この部分は花火と重なっています。
    花火とモカは基本的には似ています。自分の恋愛はうまくいかないけど、他人から好意を持たれる。ただ、モカの場合は自分の魅力を自覚して能動的に行動しています。対して花火は無自覚であったがゆえに、今頃になって自分のスペック(武器、JKや処女)を出していこうとします。自覚して武器を使うのと、無自覚で武器を使うのとでは全然違います。無自覚だからこその魅力が花火にはあり、だから茜は『貴女はこっち側(搾取する側)の人間』と評しています。中途半端になった結果、タクヤには逃げられてしました。

    ドス黒い感情の渦中でもがき苦しむ姿はもう見てられません。もう十分苦しんだでしょう、他の人を好きになりなさいと言ってやりたいですけど、そう簡単に割り切れないのが恋愛の難しさであり、独占したい、虜にしたい、自分を見てほしい、なんていう気持ちがどうしても離れられません。
    で!
    花火はお兄ちゃんに告白をする決心をした……というところで今巻の終了。

    『私が散々苦労しても手に入らなかったお兄ちゃんを、茜はいとも簡単にあっさりと手に入れてしまった!茜が許せない!』や、『簡単に騙されやがって、お兄ちゃんなんてもう嫌い!』と愛憎の復讐劇に走るか、ハッピーエンドに終わるか、まだまだ続くのか、楽しみです。

  • 自分自身に自信を付けるため自らビッチになろうとする花火だけれども、多分ビッチにはなりきれないだろうなと感じます。モカの夢から覚めてしまいたくないという気持ちも凄く痛い程に理解できました。とにかく横槍メンゴ先生は恥じらう女の子の書き方が上手い、そんな瞳を潤ませて切ない表情されたら出るところも出ますよ。

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著者プロフィール

三重県生まれ。代表作に『君は淫らな僕の女王』、『レトルトパウチ!』(集英社)、『クズの本懐』(スクウェア・エニックス)など。近年は『読まずに死ねない哲学名著50冊 』(フォレスト出版)の装画を手がけるなど、幅広く活躍している。

「2019年 『13の理由 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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