薬屋のひとりごと(1) (ビッグガンガンコミックス)

制作 : 七緒一綺  しのとうこ 
  • スクウェア・エニックス
4.21
  • (78)
  • (53)
  • (35)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 1238
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757554894

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 齢十六で諦観しきった薬学オタクの地味っ子が、「好奇心猫を殺す」であれよあれよと策謀に巻き込まれていく様が実に楽しいですねぇ。

    本屋で試し読みして面白かったので購入……って思ったら別の出版社の本だったというオチ。
    まさかコミカライズ版が同じ原作で2社から出てたなんて知らなかったんだよ…orz
    …買ってないのでどうのこうのは言えませんが、他社から出てる方が(おそらく)より原作に忠実。こちらの作品はより漫画らしくなり読みやすさを重視しているように思えます。
    好みの問題ですが、漫画読みとしてはこちらの方が性に合う気がしました。

    で。
    大まかな話としては、薬屋の少女がなんだかんだで皇帝の後宮に下女として入ることになったわけですが、そこで持ち前の薬学の知識を武器に好奇心から色んなトラブルに首を突っ込んでは問題を解決していくという、ミステリー仕立てになっております。
    あえて嫌な見方をすると、現代の薬学・医学知識(と同等の知識)を主人公に持たせ、知識が浸透していない舞台(閉鎖的な後宮)で無双させるという、最近の転生・異世界と同じ構図を持っているように思えます。
    正直、その辺の「現代ではごく普通の事でヒーローになれる舞台設定を作る」展開はどうも性に合わないのですが…。
    しかし、この作品はその辺のさじ加減が上手く出来ていて、「その時代レベルに見合う」知識と活用法にアレンジされており無双感は感じません。出来る事、出来ない事が違和感なく定められているあたり実に上手い。…もう一つ、あえて国名を名言・確定させていないので、あくまでも「それっぽいどこかの世界の国」というセーフティもありますね(笑

    そういう設定的な面白さもあるのですが、何より主人公・猫猫(マオマオ)の可愛く無さが魅力的なので物語として非常に面白くなっています。…矛盾しているようですがまさにそうとしか言いようがなく(笑
    彼女は環境とそして時代の背景から、かなり早熟でかつ頭が良く、「世の中はこういうものだ」と冷めた目で世界を斜め見ております。そしてふてぶてしさもあって可愛げというものがありません。
    しかしながら、薬が絡むとオタク…というよりマッドサイエンティストの血が騒ぎ、暴走しがち。更に薬以外に興味がないかと思えば、お人好しだったり好奇心だったりで余計な事に首を突っ込んでしまう。
    その結果、平穏無事にお勤めを済ませてしまいたいはずなのに、渦巻く人間模様に巻き込まれ、気が付けば後宮の中央あたりで「どうしてこうなった」。
    巻き込まれ系ヒロインとしては大変すばらしい完成度です(笑

    更に、ラブコメとして見れば相手役となるイケメン・壬氏のキャラ描写が素晴らしい。
    容姿は当然、役人としての力量は高く、頭も切れる。腹黒なところも含め非の打ちどころがないヒーロー役です。…が。これを毛虫を見る目で相手にしないという猫猫。
    この猫猫のクールさが良いのですが、更に自意識過剰(実際そうなんだけど)イケメンとしては、そういう目で見られる事に新鮮さを感じて好感度上げてしまうという…後宮は歪んでるなぁ(笑

    その他の登場人物も皆魅力的。特に玉葉妃は王妃という設定もありますが、外見も美人さんで更に懐が深く、面白い事には興味津々というなかなか愉快な人。色々とイレギュラーな猫猫が活躍できるのは彼女あっての事なので欠かせざる人物ですねぇ。

    そんなこんなでかなり面白い作品でした。
    …困るのはラノベ原作なので完結まで何年かかるかってとこですよねぇ…。

    あぁちなみに、猫猫は見た目が残念と自嘲しているけれども、それにしちゃ可愛すぎだと思いますよ?w

  • ひょんなことから後宮で働くことになった猫猫。
    薬屋としての好奇心と探求心がムラムラと湧きあがり…
    イケメン宦官の壬氏の命令で後宮での事件を解決することになり…

    白粉毒の話、ホレ薬の話、夢遊病の話などなど…
    いや~おもしろいわ~このマンガ。


    2巻へ続く!

  • なろう小説のコミカライズ。
    別々の出版社からコミカライズ2作が同時期に出ているなんて、なかなかないですよね。
    試し読みを経て、雰囲気は他方のが好きだけど、最終的に絵柄が好みのこちらをチョイスしました。ちょっとした表情の抜け方がかわいいのです。壬氏に触れられた肩をちょちょっと手で払うときの猫猫の顔とか。

    既刊の6冊を大人買いしちゃった。こんなの、久しぶりです。
    コロナ休業日に一気読み。
    原作ももちろんいいけれど、薬棚を前に小躍りしていたり、毒物に垂涎する様などは、マンガならでは。続きが楽しみです。
    原作の紙媒体も買おうっと。

  • 【あらすじ】
    中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!?

  • ここのところマンガづいている私は、1〜5巻を大人買い(^ ^
    一気に読んでしまいました(^ ^

    元々はオンラインの「試し読み」で気に入って、
    今回はちゃんと書店で購入(^ ^
    売り上げに貢献しました(^ ^

    私がマンガを買う基準は、まず第一に
    絵柄が好みかどうか(^ ^
    どんなに面白そうな作品でも手を出さない(^ ^

    本作は、私的に「ドンピシャ100点」の絵柄ではないが、
    充分「好き」の中に入る(^ ^
    それより何より、設定やストーリーが面白くて(^ ^
    世界観がきっちりしていて、安心して読める(^ ^

    原作はウェブ小説で、出版時にイラストが入り、
    そのイラストをベースにしてマンガ化されたという本作。
    さらにネームと作画が別の人という...
    実に多くの人の手が入っている(^ ^
    それだけに、校閲・考証もしっかりしているのでしょう(^ ^

    まだまだこれから先も続いていくようなので、
    一先ず備忘録として5巻まで読んだぞ、と(^ ^

  • 最近ハマっている『薬屋のひとりごと』のコミカライズのスクエアエニックス版を買いました。絵が好みだったのです。主人公猫猫が可愛い。一巻は導入なので、主人公の周りの人達がどんな人たちなのか、紹介といった感じ。猫猫が可愛い(2回目)。もう1つの方も気になってはいるんだけど、コミックも買うとどんどん増えちゃうので考え中です。

  • ちょっとロリっぽい絵。ただし色気があってしかるべき方々は非常に艶っぽい。少女漫画みたいなノリでキャラクター同士のからみがコミカル。
    小説が原作のせいか主人公のモノローグがだらだら多め…と書きかけたら、タイトルが薬屋のひとりごと …なるほどそれなら仕方ないかも。

  • 面白い
    続きも気になる
    時代設定、キャラクターも良い

  • 猫猫安定の可愛さ。コミカライズ待っていました。

  • たのしい

全47件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小説家。福岡県出身。投稿サイト「小説家になろう」にて活動、2012年に『薬屋のひとりごと』(主婦の友社)でデビュー。著作に『繰り巫女あやかし夜噺~お憑かれさんです、ごくろうさま~』(マイナビ出版ファン文庫)、『女衒屋グエン』(星海社FICTIONS)などがある。

「2020年 『ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日向夏の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

薬屋のひとりごと(1) (ビッグガンガンコミックス)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×