ACCA13区監察課 P.S.(2)(完) (ビッグガンガンコミックス)
- スクウェア・エニックス (2017年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757555686
感想・レビュー・書評
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オノ・ナツメ漫画は脇の人々のストーリーまでしっかり描かれるので隅々まで楽しめる。(DVD等の特典やキャンペーンでのオマケ漫画はとても気になる)
あの話のサイドではこういう物語があったのか~、と。
もう一度ACCA本編を読み返さなきゃ。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:ACCA13区監察課 P.S.(2)(完)
著者:オノ・ナツメ
■概要
「ACCA」本編の裏側、そこから見えていた景色。
組織に生きる男たちが泡沫に隠してしまうもの。
本当の名前、本当の言葉、その目が映す本当の景色。
ACCA監察課に所属した彼らに見えていた、“ACCA本編"のもう一つの姿とは──。
ある特別な夜や本編の後日談も描かれた、もう一つの「ACCA」完結巻。
(amazon.co.jpより引用)
■感想
わき役が完全に主役。
なんだ、この漫画。
全員を主役として描ける漫画家って本当にすごい。
他の漫画でも出来るかもしれないけど、他の漫画はわき役はわき役のイメージが
つきすぎるのが多いですが、この人の場合、主役以外の全キャラクターにわき役
という印象がつかないんですよね。不思議と。
だから、外伝も面白い。
確かに描かなくてもいいかもしれないけど、個人的には描いてくれたことに感謝です。
本編も面白かったけど、PS、外伝も面白いです。 -
2018-1-12
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アーベント≓オウルだったのには、予想できてなかった。
でも、分かって納得する所もあってなるほどなぁと。
本編でシュネーに寄り添う関係を見て、気持ちの持ち様が垣間見えていたと思ったけど、やっぱり想うところがあったんだね。
名前や姿を変えても、付きまとう思惑に翻弄されながら、それでもオータス兄妹を見守る姿は素敵だった!
モーヴ本部長と副本部長のお話も良かった。
ただのポッチャリさん(笑)ではなくて、しっかりした人だったのが好感持てた。
本編が綺麗にまとめて終わった分、番外編がこういう風に出ると、もう少し読んでみたいと思ってしまうのは致し方ないね。 -
クーデターや陰謀を描きながら、決して血なまぐさくはならない独特の空気感は13区に分かれていようがこの国の国民性ではないだろうか。美味しいものがあって、仕事があって、暮らしがある所には愛が生まれるのだな…と思える作品。妙に癖になって、あの人なにしてたっけ…と思いながらふと開いて読んでしまう、そう言う漫画。