綺麗にしてもらえますか。(2) (ヤングガンガンコミックス)

  • スクウェア・エニックス
4.20
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本棚登録 : 139
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757558960

感想・レビュー・書評

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  • 熱海でクリーニング屋を営む、金目さんの日常は、夏に入り、お祭りや花火とイベントも盛りだくさんな中、緩やかに展開しています。

    登場キャラがみんな良い人ばかりの為、現実味が薄く感じるのが、少し気になったりもしますが、癒しを求めるなら、最高だと思います。金目さんの魅力は、すごいですね。仕事中の姿も、本気で照れる姿も可愛いです。でも、毬祥くんに囁く場面は、ちょっと小悪魔的に見えてしまうのが、また魅力的。これで、記憶が戻ったら、どうなるのかな。

  • 少し謎めいている金目さん。
    穏やかな日常のなかで、ゆるゆると、向上していく。これぞ、理想の生活だなぁと。
    何度もよみたい漫画です。

  • また少し2年より前の私の記憶がふと蘇る。しっかりと綺麗にクリーニングしたはずの過去が蘇る。それからの2年分の記憶は金目さんの過去の記憶を完全に打ち消せていないのか、それともただの断片的なものなのか。果たしてその過去は蘇る方が良いのか、それとも。蘇るときは必然。蘇る必要があるから記憶は蘇る。まだ金目さんの2年より前の記憶は蘇る必要が無いのだろう。それは果たして本当に幸せなことなのか。

  •  クリーニング屋の金目さんを描いたお仕事物兼、情緒豊かな熱海の風物を描いたシリーズの二作目である。
     夏の色濃い風物が描かれたこの巻のメインは熱海こがし祭り。手作りの山車を競い合う様を、その準備の段階から十二分に描いた内容は素晴らしく、特にその当日の一話での無言の描写は圧巻の一言である。本当に美しく印象的だ。
     また、毬祥の友人である守大とその姉の久里留が登場したことで、物語の幅が自然と広がり、これからにも期待したい充実した内容になっている。
     恋愛に付属するだろう内容もやや動きを持ちつつ、それでいて物語の中心をクリーニングから動かさない安定感。テーマを良く消化した描き方だろう。

     総じて文句の付けようのない二巻であった。単巻で見ても面白く印象的で、シリーズで見ても面白い。見開き2Pに過ぎない発売記念の那色のページもまた愛らしい。
     星五つ以外での評価が考えられない巻だった。次巻は来春とのこと。楽しみに待ちたい。

  • 待望の2巻!!

  • はっとりみつるの持ち味であるノスタルジーとか、さんかれあ辺りから変わり始めた絵柄とか全部わーってイイ感じになっててあまりにも良すぎる

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著者プロフィール

「さんかれあ」(全11巻 講談社刊)「綺麗にしてもらえますか。」(~5巻以下続刊 スクウェア・エニックス刊)

「2021年 『かいじゅう色の島 1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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