好きな子がめがねを忘れた(2) (ガンガンコミックスJOKER)

著者 : 藤近小梅

• スクウェア・エニックス (2019年6月22日発売)

感想・レビュー・書評

[鴇崎 昇さんの感想 · 2021年11月15日]

三重さんがほんの少しだけ小村くんを意識し始めたかな……？　という妙な緊張感がある2巻。

面白いのは、東くんにフィーチャーされているだけで、小村くんの恋はクラスメイトに周知のものとなっていること。そしてそれに気付いていないのは、小村くんと三重さんだけ。
私（読者）は小村くんフィルタで見ているので、「この恋上手くいくのか（ハラハラ」という感じですが、傍から見るとふたりはもはやセットなんでしょうね。

また、1対1の状態がキープされて、周りがふたりを微笑ましく応援しているという空気感に、「今」を感じます。
個の在り方を自然に受け入れて尊重する、感覚的に凄く善的な振る舞いに思えてしまいますが、そういうものがニュートラルな世代の物語なんだろうなと感じます。

[youmi517さんの感想 · 2021年7月25日]

　読了。
　皆にモテモテの東君より私は小村君の方が好きだ！
…って思ってたら東君もすごく良い子だった！
（210725）

[まっしべさんの感想 · 2021年6月5日]

読んでてこんなにドキドキするなんて。小村くんの緊張がめちゃくちゃ伝わってきます。

16話p9にして最高潮に三重さんがかわいい。

1巻の時は完璧に片想いで仲のいい友達止まりかとおもってたけど2巻の空気はちょいちょい三重さんも小村くんを男子として意識している片鱗が見られ、それがまたキュンとくる。24・25話の三重さんは反則級にかわいい。

22話は演出含めて全てが神がかっている…。2月でちょっと傾いた日が差し込む教室、ひんやりした空気にも気付かないくらい焦る小村くんの様子にもうこっちも息が詰まる。

東くん筆頭にクラスのみんながあたたかい。
素晴らしい。


1刷
2021.6.5

[まろんぱぱさんの感想 · 2020年8月1日]

ラブコメの定番イベント、ばれんたいんでぇ♪
何か小村君が少し不憫で可哀想(笑)

何でこの作品、良いのかなあ？って考える。
三重さんて、天然？なのか？でも、運動も普通、勉強も普通で、この手の作品のヒロインの定番からはハズレて、ちょっと違う(笑)
うん、でも、何かニヨニヨしながら読んでしまう(笑)
あ、はからずも、同級生の女の子に壁ドン(笑)になっちゃった小村君を、邪魔する三重さん、可愛かった♪

[おかちんさんの感想 · 2019年9月20日]

じわじわ、三重さんも小村くんのこと好きなんだろうなぁとかわいく思う
イケメン東くんの三重さんへの返事の手紙がかわいい
やるなぁ、東

[やおさんの感想 · 2019年7月1日]

"「小村くんもチョコ好きなんだ」
「…えっ…いや…まあ…」
「もともと友達全員に配る予定だったよ だから小村くんにもあげる」
「……友達…」
気持ちはバレなかったけど…そもそもまったく意識されてないのか…
でも友チョコも嬉しい…"[p.64]

ラブレター回とバレンタインデー回すごく良かった。『神…やめろ神…！』で笑う。

[myomyaさんの感想 · 2019年6月26日]

コマ割が大きく、セリフが少ないので早い人なら５分くらいで読めそう。
そういった点では燃費が非常に悪い。

相変わらずメガネを忘れまくる三重さん。
（いちおう忘れない日のほうが多いらしいけど。）
相も変わらず三重さんのメガネがないせいで距離感がおかしくて小村くんがドキドキする展開。
同じような展開が多いけど、小村くんの節度ブレーキがちゃんと効いてるのであざとさがなく胸焼けがしない。
たまに垣間見える幼さが良い按配。

東くんからの返事はあくまで三重さん宛てなんだから勝手に処分するワケにもいかないし、結局は三重さんに読まれるのではなかろうか？
イケメンって周囲から悪意を向けられないから性格が良くなるんだよね。



三重さんって『境界の彼方』の栗山未来に似てるよね。