勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う (3) (ガンガンコミックスUP!)
- スクウェア・エニックス (2020年4月11日発売)
本棚登録 : 304人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784757565982
感想・レビュー・書評
-
本作では徹底して「勇者」が悪者として描かれるが、これはいわゆる「隠キャ」の「陽キャ」ディスを投影しているからだろうか。
レインは勇者に対して怒りを隠していないので、本当にお人好しかどうかは判断が分かれるところだろう。しかし、敵も味方もすべて包含してしまうような万人愛はイマドキ流行らないのかもしれない。
そういえば「鬼滅の刃」でも炭治郎は無惨に対して暴言を吐いていた事を思い出す。
突飛な事を言うと、ゼロ年代初頭あたりまで度の外れた万人愛を持つ主人公はゴロゴロいた気がするが、ゼロ年代中盤以降(宇野常寛のいう決断主義以降)は確実に減った。それは憲法9条を信奉する事ができなくなった事に関係しているのではないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示