月刊少女野崎くん(12) (ガンガンコミックスONLINE)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757567979

作品紹介・あらすじ

無骨な男子高校生の日常に、愛情表現が溢れ出す。
「瀬尾結月」は「若松博隆」との信頼関係を築くために愛情表現を学び、「堀政行」と「鹿島遊」の間には奇妙な愛情表現が生まれる…。
「佐倉千代」をモデルに「野崎梅太郎」が漫画を執筆。
その時よぎった思いとは!? 
ラブ&ギャグが加速する、少女漫画家男子コメディー第12巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 「…あ…余ったら…食べてあげないこともないけどクールな私は二枚ほど」
    「佐倉」
    「三枚用意しておくでクール」
    「佐倉」
    「あとはちみつと」
    「佐倉」

    安定の、としか言いようがない12巻。いつまでも続いていただきたい。

  • 相思相愛のふたりは、想いを遂げない方が幸せが続くのではと思ってしまうよな。

    嫌われてはいないむしろ好ましく思われていると実感したうえでわいわい過ごす日々ってめちゃくちゃ楽しいもん。

    ギャグ漫画だから、ずーっとゴール手前でわちゃわちゃやってるけど、想いが実った後に何が待っているかを知っている私は、そんな彼らの行動をいじらしく感じてしまう。

    いつまでも続いてくれと思ってしまう。

    しかしみこりんはいつ見ても可愛いなちくしょう。

  • 野崎くんは、まだ気持ちが既刊に追い付ききってない1~2ページから『ブフフッ!』と笑わせてくれるからスゴい。
    テーマが愛情表現で少女漫画らしい展開になるのに、落とし所は意外で、しかし“もやぁっ“が残るのがじれったくて好き。
    今巻も最高でした。

  • 少女漫画で情緒を育てようとする
    ローレライ=瀬尾の無謀な挑戦の回。
    読みつけなくて苦戦して
    佐倉さんにツンデレを学ぶことに。
    そして、学びすぎ( ´ ▽ ` )

    そのあとは、ぬいぐるみを相手と思って
    愛情を表現する練習。
    お裁縫も得意な野崎くんは
    オトメン能力高くてうらやましい。
    佐倉さんも欲しかったんだね。
    こんなわかりやすい恋心を
    野崎くんだけが気がつかないのであった。

  • 覆面少女漫画家の高校生野崎梅太郎と彼に片想いする佐倉千代。この二人を中心に、ピュアだがちょっとずれた仲間たちの権謀術数が空回りする(笑)。今回も最初から最後まで笑いどおしだったが、特に若松人形や告白メールコンテストのエピソードは秀逸。

  • なんだって野崎/千代がこうも関係が遅々として進まないんだ。

  • 相変わらず面白かった。満遍なくキャラが出てくる事にふと気づいた!モブのクラスメイト達もいいキャラしてる。

  • 若松人形を狙う千代ちゃんに吹いた。

  • 安定の野崎くん。のざちよが案外進展していてよかったねぇちよちゃん...

  •  意外に関係性の深化が見られる12巻である。
     恋愛要素を含みながら、その部分では10巻単位でさして進展せず、それでいて抱腹絶倒の出来栄えで読者を楽しませてくれている本シリーズだが、この12巻は意外に進展があって逆に驚かされたところだ。

     内容的にはリレー小説ネタが描かれた第109号から始まり、御子柴&都という異色のコンビで描かれた110号を挟んで、既存のコンビの恋物語(らしき何か)が進展する物語が描かれている。
     第111号では結月&若松コンビのすれ違いが描かれ、この二人は115号でも若松人形を軸に仲が深まっている印象である。(恋愛的なそれかどうかは保証ができないが)
     第112号では鹿島&堀先輩の催眠術での顛末のその後が描かれ、軽薄に好きを口にするようになった先輩の末路は117号を要参照である。
     また、114号では真由&鹿島妹という新たなカップリングも開拓され、物語の彩りを増している形だ。完全に凸凹コンビで、このコンビもまた魅力的である。

     巻頭の堀先輩アシスタント参加の経緯説明や第113号での本誌の人気投票など漫画家主人公を活かしたエピソードに、第116号の「クラスで流行ってる告白メールゲーム」といった学生らしいネタ。
     そして満を持した形で巻末に配された118号での、クール女子に恋する男子ネタによる読み切り漫画を巡っての野崎&佐倉の関係の進展。
     実に充実した内容である。設定を活かし、関係を深め、そして何よりどのエピソードもギャグが冴え渡っている。

     文句なしに星五つである。
     カバー裏で野崎手製人形を希求していた佐倉が救済されている点も含めて、実に隙なく素晴らしい巻だった。できれば星六つくらいは付けたいのだけど。

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著者プロフィール

椿 いづみ(つばき いづみ)
埼玉県出身の漫画家。双子の妹として、漫画家の古賀よしきがいる。2002年、『花とゆめ』17号掲載の「縮めてディスタンス」でデビュー。代表作に、『親指からロマンス』、『俺様ティーチャー』、テレビアニメ化された『月刊少女野崎くん』。

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