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- / ISBN・EAN: 9784757570498
作品紹介・あらすじ
あいつは僕を、裏切った──。
中学生になって改めて友達になった江口セーラは、とある人物に麻雀で大切なものを奪われたらしく元気がない…。
そんな彼女の笑顔を取り戻すべく、怜と竜華が力を合わせて、がんばります──。
感想・レビュー・書評
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江口セーラが加わった中学生編開幕!セーラが洋榎と疎遠になった原因の相手・藤白七実。麻雀で負けた相手の大切なものを奪う。実力の差を突き付けられ、絆を失ったセーラたち。怜と竜華とともにリベンジなるか?!
セーラの打ち明け話の中で涙を流す怜がやさしくていいよね。
「勝っても負けても麻雀は楽しく打つもんや」
まさに怜らしい一言で好き。こういう言葉で周りをあたたかく助けてるんだよね。自分の麻雀のことで悩む怜だけど、こういう考え方を持ってワクワクしながら打てるってだけでもすごいことだと思う。
「出会えへんってことはまだそのときがきとらん…ってこととちゃうかな きっとそのときがきたら必ず会える」
七実へのリベンジが中学校編の目標になるのかな。後半で登場した暴走メイドの七五三木なつも重要な立ち位置になりそう。なんだか七実と似てる印象。両親が離婚して、なつと七実がそれぞれに引き取られたとかそういう話なのかな?かなりの実力者っぽいので気になるね。
「人とくらべてどうする 怜がどうなりたいかやろ?それからそれを叶えるために…お前には何があって何がないんや?」
セーラの言葉も胸に突き刺さる。怜がこれから麻雀で戦っていくために必要なものは何か。もし七実と対局することがあったら間違いなく竜華の存在を賭けることになる。これからどう成長していくのか楽しみ。そして、最後にあのキャラも登場!いよいよメンツが揃ってきたなと。あと、ニワカ先輩もベガ立ちしててカッコよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怜と竜華の関係性が落ち着き、舞台が中学に移ったことで物語も新しい局面に突入した感じ
前巻までがあくまでも怜と竜華の馴れ初めであったなら、これから始まる物語は千里山女子の土台となっていく物語だろうか?
以前登場した時は良きチームメイトであるように見えたセーラと洋榎
本編を見れば、この二人はいずれ異なる道を選ぶことになるのだけど、そこに至る出来事が本作でどのようにして描かれることになるかと思いきや、かなり衝撃的で気味の悪い展開によって道が分かたれていたのね
対局中の会話によって卓を囲む相手の本質を覗き込み不調に追い込むかのような打ち方をする藤白七実
似た能力では照の照魔鏡が有ったりするけど、あちらが相手の能力把握に比重を置いているのに対して、七実の能力は相手を追い詰め掌握する方面に比重を置いているように見える
そんな七実との出会いが『凶星』を崩壊させてしまうとは……
奪い奪われる関係を絶対視し、自身が勝者で居ることにこだわっているかのような七実の姿勢。彼女の正体やその思惑はあまりに見えてこないね
……そんな七実とは似ても似つかないのだけど、何か通じるものを感じさせるメイドさんが怜の前に現れたのだけど、あっちはあっちで何者なの……? -
ここまでは、なんかかったるいなぁ、と思ってたけど、フナQ登場でドカンと面白くなりそうな予感が、しなくもない。