ホリミヤ(16)(完) (Gファンタジーコミックス)

  • スクウェア・エニックス
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784757572829

作品紹介・あらすじ

伝えたいことはたくさんあるけどうまく言葉が見つからないから君の名前を呼ぶよ。
名残惜しさと、ほんの少しのそわそわを纏った校舎。息を吸い込むだけで切なさで胸がいっぱいになる。ほんのささいなきっかけと、あたりまえの毎日が、この場所をこんなに愛しいものにしたんだね。大人気超微炭酸系スクールライフ、ついに卒業、完結巻。

感想・レビュー・書評

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  • 見た目派手だけど実は家庭的な堀さんと、地味メガネだけど実はイケメンな宮村くんカップルの完結編。絵が好きだなと手に取り読み始めて、2人の喧嘩しながらも仲を深めていく高校生活は、劇的な展開はないけど、ほんわりとした感じが良かったです。

  • ホリミヤ、終わったね〜!!!!
    堀さんと宮村くんの話をちゃんと漫画で読むとこうなるんだなぁと改めて実感した。
    堀宮では4コマで描かれていた色んな唐突な話を見事に再現している。
    きっと堀宮を読んだことない人にとっては前後の繋がりがない話があって「なんか唐突」って思う場面があったかもしれないけれど、だけどそれが堀宮なんだよーと知って欲しい。そして出来るならHERO先生の堀宮も読んで欲しい。
    今も続く長者おまけが連載中です(笑)

    卒業式前に宮村の思った「もし」がなかった世界。皆ただのクラスメイトや顔見知り程度での世界。堀さんと出会わなければなかった世界。
    その世界は今まで通りつまらない日常で、今の自分からしたら有り得ない世界。こんな世界になっていたらと思うと怖いと感じる宮村。そう感じられるようになって本当に良かったと思う。
    おまけで語られたゆうなちゃんとそうたの話や、堀父母の出会いの話がホリミヤでも読めて良かった。
    なんか、17巻も?出てる?みたいなので?そちらも読もうと思います!

  • 「堀さんと宮村くん」(HERO)のリメイク作(派生作品)(HERO+萩原ダイスケ)。堀さん(堀京子)と宮村くん(宮村伊澄)で「ホリミヤ」。超微炭酸系のほんわかしたお話。完結。

  • 【祝完結!!】
    人生で初めてコツコツ1巻から揃えた漫画でした。途中中弛みして集めるのを悩みましたが、最終巻を読んで諦めず最後まで集めてよかったと心から思いました。16巻はスピンオフ【創太編】【堀夫婦編】もあってこちらもとてもよかったです。

    可能性があれば、卒業後の行方も見てみたい★

  • 最終巻。終わり方はあっさりテイスト。高校って気が付けば卒業していたなぁと自分の青春の薄っぺらさが悔やまれる。もう少し子供っぽくうだうだしておけば良かったと、ふと振り返る作品だった。
    Extraの3話が面白かった。本編の過去と未来の話。

  • ちょっと消化不良な感じではあるけど完結。個人的には堀さんと宮村くんのその後の姿も見たかったなぁ(堀さん?宮村さん?は見たけどね)その土地に長く住むと親も子も同世代で近所に住んでて同じ学校卒業ってのもあるよね。うちは転勤族だったから、そういうのって全く無くて、なんか羨ましいなって思う。でも、当人になれば、親戚の集まりで子供の頃のあれやこれやを大人になっても言われる、親戚じゃないけど過去を知られてるからそんな感じになるのかな?(笑)

  • 最終巻としてよかった。最後に蒼汰の未来があったのもよかったけど、どうせならいおりも出してほしかったなぁ。あの二人のアフターストーリーとかもほしかった。

  • 完結!
    創太と有菜ちゃんの超微炭酸系スクールライフ(笑)と京介と百合子さんの超微炭酸系スクールライフ(笑)

  • 遂に完結!!アニメの最終回も見ていたからアレなんだけど、有菜と創太の話を萩原ダイスケさんの絵で見れたのが嬉しい!! #漫画 #コミック #ホリミヤ

  • いつまでも続くかのように思われた本作も遂に最終巻
    思い返せば本作への導入が原作のウェブ版だった事を考えるともしかして10年以上本作に付き合ってきたと言えるのだろうか……?
    だとすればもっと感慨深い気持ちになったっていいだろうに、良い意味でいつもどおりな宮村達の日常が描かれていることで、過剰にお涙頂戴な雰囲気になること無くそれでいて丁寧に卒業間近の空気を感じられるようになっているね


    高校を卒業すれば今までのように教室で駄弁ったり生徒会室に集ったりなんて出来なくなる。それを思えばレミの「どこか遠くに行っちゃう」というのは単純に車での移動を指しているのではなく、会えなくなる、今までの距離感と変わってしまうという恐れがあったからだろうね
    それに対して皆でドライブに行こうと提案し、変わらない関係もあると教えた柳はどこまでもイケメン

    また、石川と桜の会話も良かったね
    卒業式が終わった後の会話であれば、それは別れを意味したって可怪しくない。事実、桜は共に過ごした日々に対して感謝の言葉を述べて「ありがとう」の後に「さよなら」と言った
    「さよなら」で終われば二人は本当に終わってしまう。でも、ここで石川が「また」と言ったから桜も「またね」と返せた
    二人は付き合うことはなく一つの区切りをこの卒業式の日に作ったけど、それが二人の終わりそのものにならなかった点は良いね

    些細なきっかけが無かった無味乾燥な日々の妄想。そんな「もしも」を考えてしまったから、そしてそんな「もしも」と今の自分があまりに違うと知れたから宮村は今の日々の尊さを実感できる
    影のように付き従っていたあの頃の自分から卒業できる

    高校から卒業し、人との繋がりを持たなかった頃の自分から卒業し……
    そんな宮村にとって最も尊く大切な繋がりは京子との間に作ったもの。そして京子が居たから宮村は知らなかった沢山の世界を見ることが出来た
    そういった世界はこれからも宮村の目の前に大きく広がっているのだろうけど、それよりも甘いケーキの方が優先というのは良い意味でミニマムな関係性を大事にしているようで気持ちの良い最終回となったね


    そしてこれで終わりかと思いきや、まさかの創太世代に親世代が描かれてますよ!
    流石にこの辺りは『ホリミヤ』で読むのは難しいかなと思っていただけに嬉しいサプライズ
    改めて見ると、真っ当なラブコメをしている創太&有菜ペアに対して、京介&百合子ペアの恋愛はちょっと歪んでるなぁ(笑)


    いや~、それにしてもこうして読み終わった今になっても、実に長い期間に渡って楽しんだ本作がいよいよ終わってしまうという実感がイマイチ湧かないままだ……
    少し不思議な感覚に浸りつつ他の人の感想を読むとしようか…

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