その着せ替え人形は恋をする(8) (ヤングガンガンコミックス)
- スクウェア・エニックス (2021年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757573444
作品紹介・あらすじ
青春は”恋”するみんなの味方…!
文化祭で、初めての”男装”に挑む事になった海夢。男性らしさを表現する事に苦戦しつつも、クラスのみんなと力を合わせて準備は進んでいく。新菜にとってはクラスメート達との初めての本格的な共同作業…。不安の先にあるものは…?
感想・レビュー・書評
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文化祭編完結。
最前線の物語ですよねこれ、ヤバくないです? 最高過ぎない?
普段可愛いごじょーくんですが、本巻では凄くカッコイイです。
◆好きを受け入れる世界
好きを「自然と」肯定する、受容する世界を感じました。
これが本当に凄い。
クラスメイトたちは良い奴なんだけど、善性に満ちた主人公に都合の良い属性の人が集まったのではなく、彼らにとってはそれが自然なことなのだと感じられるのが、本作の良いところですね。
彼らは文化祭で1位になるべく団結するわけですが、皆個性はバラバラで、周りと異なる属性の人を排斥することはない。
団結するけど、個を自然と尊重している。
新しい時代、最前線の文脈、今という世界を感じます。
素晴らしい。
◆ふたりの想い
そして本巻のもうひとつの魅力、かっこいいごじょーくん。
まりんはめっちゃ良い女ですし、ごじょーくんは良い男ですけど、そこがさらに深まったように思いました。
ごじょーくんに対するまりんの想いは、こう、キラキラしてふわふわした感じの恋心で。
まりんに対するごじょーくんの想いは、まりんと比べると硬派で神聖な原初体験に比肩するもので。
彼らの想いの在り方は違うものですが、どちらも彼らにとっての最上級の想いなんですよね。
前半で語ったことを踏まえるに、どちらが上とか良いとかじゃなく、どちらもこの世界で受容される素晴らしい想いなんだと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんな全員リア充でオタにも優しいクラス、ありうるのかよぉ…。
海夢のキラッキラ具合がメイン…と言いたいところだけど、それを支える・作ろうとするクラスメイトの熱さや勢いこそが最高に眩しい。
一つの事を皆で協力して作り上げる、その尊さや輝きを見る感じがとても気持ち良いのです。
そして自分自身の喜びに気づき、誰かのために全力を尽くす事の素晴らしさを知る新菜がようやく覚醒した感あっていい…。
………ラブコメ面がさっぱり進まないけれども(笑 -
今回も良い…!こんなガチのコスプレを同級生がしてたら一緒にハマりそう…。いい子ばかりで癒される。学校生活も楽しそうで安心した。
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いやー今回もめちゃくちゃ面白かった。なんだかんだひゅーやったぜ頼られてまじ嬉しーってところが一番好きだったかも。あと、メイクに圧倒されるシーンも。
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文化祭当日編
一言で言うなら青春
相手が喜多川だからこそみんな偏見がないのかもだけど、コスプレがこんなに認められるのはすごいよね。いいなあ、青春…… -
今そんなのあるんだーってのが普通に面白い
胸アピりたい人ばっかじゃないってほんとそうだろうね
高校生の描写が自分の頃とそこまで大差ないの変な感じだなw
柏木はよく見てるなぁ~
56-63話 -
見開きの五条くんと麗様のかっこよさといったらもう言葉も出ない。文化祭を通して何の偏見もなく付き合ってくれる友人も大勢できて、教室で1人だった1巻の頃の五条くんが嘘のよう。結局一歩前に踏み出せるかどうかだったわけで、強引に引っ張っていってくれたまりんはやっぱりいい女ですよ
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文化祭でごじょうくん大活躍なのが微笑ましい。男装するまりんの麗様かっこよすぎた!!!なんでも似合うね。そしてステージでごじょうくんがしてくれたということをちゃんとみんなにマイクで言うまりん最高。、2人でプリ撮って欲しかった〜笑
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めっちゃ感動した8巻