家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら(2) (SQEXノベル)

著者 :
  • スクウェア・エニックス
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本棚登録 : 35
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757576230

作品紹介・あらすじ

約束通り、迎えに来てやったぞ。お姫様最強の大魔法使いと薄幸令嬢の奇跡の恋!!
早く俺を好きになれよ――家族から虐げられていた伯爵家令嬢のジゼルはある日、不思議な美少年エルと出会う。ジゼルはエルの正体が憧れの大魔法使いだとは知らないまま、二人は魔法学園に入学した。 夏休みの旅行や学園祭など、学園生活を一緒に過ごせることを純粋に喜ぶジゼル。 そんな中、ジゼルへの恋心を自覚するエル。恋愛に疎いジゼルをじれったく思いつつも、不器用な優しさで彼女を見守り、二人の距離は確実に縮まっていく。しかし、別れの時は刻々と迫っていて――。

感想・レビュー・書評

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  • やはりこの手の呪いを解く鍵は愛ですね、愛。
    ジゼルのエルヴィスへの思いは果たして恋愛のそれか、家族愛のそれか、1巻の頃から心配していた件、ついに決着。
    でもやはり自覚はエルの方が早かった。
    そして自覚してからのエルのデレ具合、その破壊力ときたら。
    以前から独占欲は強かったところに拍車がかかり、ついでに手も早くなった。
    お蔭でジゼルも自覚せざるを得なかった。
    彼女がエルを一途に思っていたところも1巻から変わらないところで、それゆえに後に失恋した人もいたが、その思いが恋愛か家族愛かの決着がついたのは色々な意味で大きかった。
    お蔭で本来のエルの登場も思いのほか早かったし、主役二人が結ばれるのも早かった。

    ただ早いのには理由もあって、その後にはまさかのお別れが。
    エルは大魔法使いとしての使命があった。
    下手をすると何十年も生き別れになる場面で活きてくるのが、上記のとおり1巻から変わらないジゼルの一途さ。
    そこは本当に最初から最後までブレなかった。
    安心安定の主人公である。
    その思いは報われて然るべき。
    大丈夫、報われるのは1巻冒頭で確約されている。
    安心大満足の再会シーンは必見だ。

    結ばれた後も、エルはジゼルの言動に逐一怒ったり照れたりとお忙しい模様。
    何しろ「恋人」は否定されたのに、その上をいくジゼルの爆弾発言。
    ジゼルを手玉にとっているようで、実際にとられているのはエルの模様。
    そういうところは、これから先もジゼルに勝てないエルなんだろうなと思うと、本当に微笑ましくてたまらない大魔法使いさまである。

    番外編もにっこり読める甘いお話。
    特に後書き後の話はリネじゃなくても「神様!」と叫ぶと思われ。
    カラー口絵にもある名シーンなので、これはぜひ読んでにやにやしてほしいところ。
    学生時代の話のキラキラ感は、大人になった今読むと本当に尊い。
    ありがたや。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。2021年1月商業デビュー。溺愛メインの恋愛小説を執筆。

「2022年 『二度目の異世界、少年だった彼は年上騎士になり溺愛してくる 1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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