婚約破棄を狙って記憶喪失のフリをしたら、素っ気ない態度だった婚約者が「記憶を失う前の君は、俺にベタ惚れだった」という、とんでもない嘘をつき始めた(2)(完) (SQEXノベル)
- スクウェア・エニックス (2022年4月7日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757578715
作品紹介・あらすじ
愛が重い公爵令息と鈍感令嬢のすれ違いからのハッピーエンド!一生、君と生きていきたい
ヴィオラの記憶喪失のフリから始まり、フィリップの「君は俺にベタ惚れだった」というとんでもない嘘を経て、ようやく両想いになった二人。・・・のはずが、フィリップに浮気疑惑!?隣国の皇女のご指名で、つきっきりで彼女のお世話をすることになったフィリップ。それでも仕事と納得し、フィリップのため慣れない社交に励んでいたヴィオラだが、フィリップと皇女の仲睦まじい姿を目撃。そしてヴィオちゃんの零した「ホントウハ、ルーナノコト、スキナノニナ……」が決定打になり…!?
感想・レビュー・書評
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すれ違いからハッピーエンドの1巻。その蛇足な2巻。
二人のイチャラブを読みたいなら楽しめると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勘違いだらけだった2人のすれ違いが解消された後の話。
誤解は解けているはずなんだけど、不器用で言葉足らずなフィリップとヴィオラの間にはすれ違いが起きてしまってもどかしい。お互いのことを心から想い合っていることも、相手から想われていることも分かっているはずなのに。とは思うけれど、好きだからこそ不安になるのかも。それでも、最初の頃と違って、フィリップのことを信頼しているヴィオラを見ると、すれ違っても最後にはちゃんと仲直りできそう。と思えるようになったのは嬉しかった。2人にはいつまでも仲良く一緒に暮らして欲しい。ヴィオラを失ったら、フィリップは大変なことになりそうだし。
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