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- / ISBN・EAN: 9784757587861
作品紹介・あらすじ
友は敵に、敵は友に 覚悟は此処に手長足長を撃退し、その主であるデラの異母弟・ケンを仲間に引き入れたユル一行。先代田寺がユルの両親の脱走を手引きしたが、現在どこにいるのかは知らないとケンは言う。両親の手掛かりは得られず、先代田寺からユルの両親を追うことにしたデラは東村に探りを入れる。しかし、与謝野イワンが東村を蹂躙し始め…!?集いて、離れ、また集い…。災禍止まぬツガイバトル、第5巻!!
感想・レビュー・書評
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面白い!
まだだ、まだ全然状況がわかりません。
荒川弘先生の描いた大きなマップの
はじっこだけ見せられて
コロコロ転がされているだけです。
やばいです。
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デラの異母弟・ケンを仲間にしたユルたち。先代がユルの両親の脱走の手引きをしたが、現在は行方不明だという。デラは東村へ探りを入れるも、アスマの伯父が送り込んだイワンが村を蹂躙し始め──。
進むほどに闇へと絡め取られていく物語。夜は狩りの時間だ。一歩間違えば死ぬという緊張感と、一歩進めばまた地獄という絶望感。重くなりそうな展開にも、ユルの現代文化とのギャップでコミカルさを出すのが上手すぎる。まさにシリアスとコメディのツガイのバランス感覚がすごい。明かされる情報量も多いのに、とても整理された絵や展開でさらりと読めてしまう。
東村に侵入したイワンは村民を虐殺していく。ユルにとってはすべてが嘘だった東村も、憎む頃には崩壊寸前という皮肉。それにしてもイワンの笑顔よ──「人の心とかないんか?」と言いたくなる(笑) 目的と仕事のためなら殺人をいとわない。その殺意は人にもツガイにも向けられる。あの剣術は本人の腕に加えて「マガツヒ」の力もあるのかな?左右様ですら手を焼く強さ。はたしてどうなるのか。
ユルが信じたものが次々と裏返っていく。あのツガイの片方はどこに?と思っていたけど、この展開は読めなかった。これは心が折れる。そんな時にそばに来てくれるわんちゃん主が癒しだった。そこからの衝撃の展開!一手先を行く敵の罠。究極の選択を迫られることになる。両親はまだ生きているのかな?ぼくがアスマだったら、両親は生かしておいて人質に。そこに左右様をユルから自分へ契約を移し替えさせて、ユルとアサを手駒にするとか。でもそうなると、ユルとアサはツガイなしになっちゃうんだよなあ。まあ、封と解の力を持った二人=黄泉のツガイってことかもしれないが。
この後はユルに一度死んでもらう時に、両親の生存をほのめかして交渉カードを切るのかな?何でもやりかねない相手だから、ここからどうなるか気になる。 -
所属しているコミュニティにおいて、自分だけが知らされていない重大な秘密があるのでは!?って妄想、しますよね?
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自分がいま追いかけている中でも、トップクラスに好きな漫画になってきた。いや~、凄いな~、荒川氏。シンプルなんだけど表情豊かっていう、正に名人芸っていうこの絵柄も大好き。最高。
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続き早く読みたい…荒川先生の漫画はどんどん読み進めたくなるワクワク感があってとても好きです(*´ω`*)
特典付き6巻もたのしみ!! -
結界に守られ昔ながらの生活を送る村で育った双子の兄と妹を巡る話第5巻。東村も影森もだいぶ真実が明らかになってきたが、さてどうなることやら。