黄泉のツガイ (7) (ガンガンC)

  • スクウェア・エニックス (2024年5月11日発売)
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感想 : 30
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  • 本 ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784757591844

感想・レビュー・書評

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  • 謎がなかなか解けなくて、しばし、イラついたりもしながら読んでました。

    アクションシーンも多いし、こうした作品も好物なんですが、一度、整理してほしいなぁと思う私でした。

  • アスマのツガイによって新郷の元を脱出したユル。彼は人質を助けに向かうと、そこにはアサが先に到着していて──。その一方で、左右様とイワンの死闘は続いていた。ユルたちが到着したことで勝勢になったと思いきや、事態は急転していく。

    「ただ普通に皆で笑って暮らしたいだけ」
    ユルもアサも同じ思いを抱いていたのが心強くも切ない。大きな力と宿命を背負っていなければそこにあったはずの現実は、いつか叶えたい夢の姿をしていた。絶え間なく緊張感が続いていた物語は、この7巻でやっと一息つけたかなと。兄妹水入らず、本音で話せてよかったし、ザシキワラシとも和解できてほっとした。感情の細やかな動きの描き方はさすが。

    イワン戦からの急転直下の展開も驚いた。ユルとデラも到着して、これは勝ったなと思ったところでの秘策!イワンの戦闘力もさることながら、あのツガイも純粋に強すぎる。お互いに首の皮一枚残して痛み分け。ここで最悪の展開もあるかと思っていたから、それを避けることができてまずはよかった。月を背にするユルはカッコいいだけじゃなく、合理的な判断なところがいいよね。

    アスマ側の話がこういうオチになるとは思っていなかった。新郷のツガイ、なんか強そうな雰囲気を醸し出していたのに。いやあ容赦ない。イワンは謎の中核に実行犯として関わっていそう。今後もライバルポジションで現れるのかな?アサがいたら解で一発ではあるんだよね。めちゃくちゃ強いおじいちゃん・影森ゴンゾウもいるし、そのあたりのバランスをどう描いていくか気になる。


    今回で気になったことをまとめておきます。ネタバレ含むので要注意!

    ・イワンの刀にはユルの両親の血のにおい。両親をさらった実行犯か。「首を刎ねた」はブラフで、おそらくユルを一度死なせるために人質にしている。西ノ村が首謀者?

    ・左右様は死んだことがないという。だったら、先代はどうやって解か封の力を手に入れたのか。契約前に一度殺されていた?

    ・先代が活躍したのは関ヶ原の戦い。活躍の言い伝えがない=記憶を封じられている?

    ・ヤマハおばぁの正体。一、まだ生きてる先代説。二、西ノ村から送り込まれたツガイ説(東村は乗っ取られていた)。

    ・先代田寺のロウエイの行方と目的とツガイは?

  • 【あらすじ】
    「ただ普通に皆で笑って暮らしたいだけ」と新郷の元にさらわれたユルは自らの望みを語った。倉庫街では左右様とイワン、影森ゴンゾウ一行と新郷一派、影森屋敷では裏切者のアキオとガブちゃん達が激闘!ユルは新郷のツガイ”風神雷神”に制圧されるも、デラやアスマのツガイ”夜桜”の助けで脱出に成功。一方、囚われの偽アサの元にはアサが救出に現れ…!?身を尽くす、ただ心の為に。真贋真偽ツガイバトル、第7巻!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • イワンとの戦いの続き。
    彼の力とツガイの能力が合わさったときのは戦闘能力は予想以上。リスクもある置換系能力みたいだが、まさか夜道のチカンが伏線だったとは笑

    修羅場を乗り越えて、ユルとアサ、ザシキワラシとの関係もちょっと解れてきて良い感じかな?

    とはいえ、「西ノ村」とは?
    東村とは対立関係にありそうだが、、、この先の展開が気になります。

  • 東VS西なのかー
    話が大きく動いた!
    イワンVSユルのアクションに迫力がある
    すっかりブラコンの権化と化したアサちゃんがかわいい

    ユルはホークアイ中尉のTS、アサはマスタング大佐のTSに見えてしまう^^;

  • ザシキワラシ、かわいい。

  • 鋼の錬金術師もそうだったけど、こちらもお父さんお母さん夫婦が素敵。この二人の馴れ初めも読みたいくらいだ。

  • ザシキワラシちゃんが可愛い。

  • チカン、ではなくイワンが当面の敵になりそう。

    アサのユルに対する溺愛具合が重い。

  • 25-28話
    左右様、どんな扱いされてたんだw

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

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