ギャルに優しいオタク君(3) (ガンガンコミックスONLINE)

138ネコ 草中

• スクウェア・エニックス (2024年8月9日発売)

作品紹介・あらすじ

見た目がオタクな男子高校生の小田倉と、明るくてギャルな女子高生の鳴海。小田倉がオタク趣味を通して得た予想外のハイスペックさで鳴海のお願いを次々と叶えるうちに、一見正反対な二人の距離も縮まっていくことに。そして迎えた高校の文化祭。コスプレ喫茶店の準備に取り掛かり始めた小田倉たちだったけれど、衣装作りを主導する小田倉がクラスで人気者になり始めたのを見て、鳴海は複雑な感情を抱くようになって…！？ギャルの趣味を理解するオタク君の学園青春ラブコメディー、第３巻！

感想・レビュー・書評

[からべーさんの感想 · 2024年9月14日]

■書名

書名：ギャルに優しいオタク君(3)
著者：138ネコ (著), 草中 (著)

■感想
●物語
1-2巻で、かなりのハイスペックを見せたオタク君が、そのスペックを周りにも
認知され始め、少しずつ環境が変わっていくところです。
オタク云々はもはやあまり関係なくなってきて、ただ単に女性アクセサリ、
ファッションに詳しい、スタイル抜群のいいやつという感じです。
で、そこに対して、ゆあが焼きもちを焼いて自分の気持ちに気づいていく感じ。

初期のキャラ付けがあまり意味がない感じで、普通の恋愛漫画という感じかな？

●キャラクター
リコとゆあの2人の女性がメインヒロインだけど、リコは恋愛のほうは脱落しそう
な気がする。
なんというか、三角関係にしたいのであれば、2人のヒロインは同じ割合で描いた
方がいいと思うのだけど、どう考えても割合が違う。
まあ、それでも物語や描写が面白ければいいのだけど、この漫画はそこらへんは
多分平均以下だと思う。

ゆあの魅力はわかるのだけど、リコの魅力については、3巻までで全然分からない
感じがする。

●絵
シンプルな絵ですね。
ヒロインはかわいいとは思いますけど、特段上手いという絵ではないです。
可もなく不可もなくという感じ。
マイナー漫画なので、まあ、そこら辺は嫌悪感が無ければ個人的にはOKです。