和漢古典植物名精解

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  • Amazon.co.jp ・本 (994ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757608191

作品紹介・あらすじ

古典文学に登場する植物を文献学的・科学的観点の両面から解明。
日本・中国の古典文学・古医学・本草学ほか、三百点以上の文献を博引旁証。自然科学の知見を加味し、文理両面から古典に見る〈植物〉の実態を明らかにした。収録植物名を網羅した索引により、古典・現代植物名事典(1,200項目以上)としても至便。日本文学・中国文学研究者から一般の古典文学・植物愛好家に至るまで活用できる。また多くの薬用植物を収録し、医学・薬学分野にも資料的価値は高い。
〈現代人の目線ではなく、当時の人の目線で植物を見る。〉

……古典の植物の背景を調べてみると、人々は生活上の必要性があったからこそ、植物を識別してそれぞれに名前をつけたのであって、利用しないものはその存在すら意識していなかったといって過言ではない。古典文学によく登場する植物の民族植物学的背景を探ると、意外な用途に遭遇することがある。古典の植物の解析に際し、現代人の目線ではなく、当時の人の目線で植物を見る必要があることを示唆し、それはこれまでの類例研究では見落とされてきたところである。それを解明するには植物古名の国語学的解釈も必要となる。本書の随所で古い和名の語源解釈に言及するのは単なる興味本位からではないのである。(序章より)

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プロフィール

1948年 愛知県幡豆郡幡豆町(現西尾市)生まれ。
1976年3月 東京大学薬学系大学院博士課程修了、薬学博士授与。
1976年4月 東京大学薬学部助手。途中、1978年10月から1981年9月まで米国コロンビア大学医学部研究員。
1988年10月 帝京大学薬学部助教授。
2006年4月 同教授、2014年3月定年退職。
専門:生薬学・薬用植物学、漢方・中国古典医学、民族植物学、和漢古典の植物の研究。
著書:『万葉植物文化誌』(八坂書房、2010年)、『山歩きの植物図鑑』(メイツ出版、2011年)、『生薬処方電子事典Ⅰ』・『生薬処方電子事典Ⅱ』(オフィス・トウェンティーワン)、『歴代日本薬局方収載生薬大事典』(ガイアブックス、2015年)、『万葉集 植物さんぽ図鑑』(世界文化社、2016年)がある。
論文(日本文学関係):「万葉のアシ・オギとススキ(オバナ)―万葉人はどう区別したか―」(「美夫君志」88・89、2014年3・11月)
所属学会:日本薬学会・日本生薬学会・米国化学会・萬葉学会・美夫君志会
日本植物園協会名誉会員

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