ペイル・スフィア―哀しみの青想圏 (ファミ通文庫 369)
- KADOKAWA(エンターブレイン) (2003年11月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757716339
作品紹介・あらすじ
少年は大嫌いだった。自分を追い込んだ周りも、自分自身も。少年は憎んだ。自分を傷つけたこの青い星の全てを。だから、『追放』されるのではなく、自らこの星を棄ててやるのだと思った。憤りや哀しみに彩られた想いを断ち切るかのように、ひとり。誰の想いも届かぬよう、遠く空の彼方へ少年は旅立つ。そして、自分と同じ見捨てられた機械たち。見知らぬ少女の手紙。宇宙に交錯する想いが、少年の心に突き刺さる-。
感想・レビュー・書評
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あらすじでは、人間嫌いの少年の心情を描く内情的な作品だと思っていたが、読んでみるとキャラも多く出てきて、その人たちとの関わり合いの中で成長していく話だった。
思ったよりも軽く、すらすらと読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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