かくて災厄の旅ははじまる (ファミ通文庫 457 トワイライト・トパァズ 1)

著者 : 佐々原史緒

• KADOKAWA(エンターブレイン) (2004年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

フェリオス大陸の西の外れにある、七つの丘の都。魔宝士見習いのトパァズは、性格最悪、生活力ゼロの師匠、美貌の天才魔宝士ルキウスに手を焼きながらも楽しく暮らしていた。ある日生活費の工面のため町に出かけた彼女は、すさまじい火柱を目撃する。燃え上がる炎、雪崩をうつ人波、阿鼻叫喚のなか、禁忌の属性魔導を使うテロリストと対峙するトパァズ!これが、大陸一の苦労人、のちの「背徳のトパァズ」の孤立無縁の戦いと放浪のはじまりだった。

感想・レビュー・書評

[kumiko-cooさんの感想 · 2012年7月29日]

前作「バトル・オブ・CA」完結より9カ月の沈黙を破りついに佐々原先生の新シリーズが『トワイライト・トパァズ』が11月20日スタートします。なんと今度のお話は、デビュー作「サウザンド・メイジ」の時代から500年後のフェリオス大陸を舞台にした、コミカル・ファンタジーだ！　ファンにはたまらないあんな人やこんな人も出てくるかも！? イラストの瑚澄遊智先生との新コンビも強力な『トワイライト・トパァズ』11月、12月連続刊行で登場だ！

[のこさんの感想 · 2012年3月11日]

全４巻 『サウザンド・メイジ』の世界観を継ぐシリーズ。
トパァズが○○。

[わたさんの感想 · 2007年10月4日]

しっかりたくましい主人公に、恋愛大好きエルフなど愉快な旅路…なのかと思えば切なかったり。
トパァズのたくましさに応援したくなります。
前シリーズ是非読みたい…。

[本能 進さんの感想 · 2007年9月12日]

へっぽコ魔法使いが奮闘する
お笑いファンタジー。
エッセイ風の文体が楽しい♪

[似夕さんの感想 · 2006年2月10日]

作者さんの前作「サウザンド・メイジ」の続編？番外編？にあたる今作。

魔法は特定の宝玉の中から詠み出すという世界観の中で、禁忌の属性魔法を使ってしまったが為に世間の表を歩けなくなってしまった師ルキウスとその弟子トパーズ。

敵にかけられた呪いのせいで次々といろいろな動物へと姿形を変えてしまう師匠を連れて逃げるばかりの珍道中。いまいち役立たずの千年賢者アダマスちゃんとかも登場な訳だが･･･


前作読んで無くてもなんとか話の展開はついていけました。
というか読んでなかったほうがすんなり破天荒な話の展開に乗っていけたりして？w

まぁ寸評ですが、普通に面白く読めるかと。面白いと思いますよ〜。うん。

著者プロフィール

佐々原　史緒 Shio Sasahara
職業／作家。
ライトノベル、キャラクター文芸を主に執筆。共著近刊に『社畜怪談』（竹書房）、ホラー作品は「1/2アンデッド」シリーズ『死神少女と1/2アンデッド』（エンターブレイン）など。仕事のお供はほうじ茶、趣味はサッカー観戦とポタリング。

「2022年 『職罪怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」