口笛小曲集 (ビームコミックス)

著者 : 山川直人

• エンターブレイン (2005年7月25日発売)

感想・レビュー・書評

[7do8bu1991さんの感想 · 2020年3月8日]

山川直人氏の作品『口笛小曲集（2005）』を読了。

[hori_kenさんの感想 · 2018年9月4日]

飲む人の状態に作用されるコーヒーの味わいのような、人によってはお宝にもガラクタにも見えるアンティークのような短編集。

[保山ひャンさんの感想 · 2017年8月30日]

特別に語るほどのこともない、ふとした拍子に去来した思い出や、何でもない夢のような話が詰まっていた。登場人物たちの優しさが沁みる。

[miurahideyukkiさんの感想 · 2012年5月13日]

山川直人の短編集。昔から「コーヒーもう一杯」のテイストがしっかりとあるのなー。藤子F感のある「すこしフシギ」なお話から、叙情的な作品まで、一定の幅をとってしっかり描いている。食後に読むとなんだかイイ。

[baba-saiさんの感想 · 2012年1月14日]

一人暮らししていると沁みる。

[sakikosbookshelfさんの感想 · 2011年7月17日]

O竹さんからの借り物。いいタイトルだなあ。山川直人のコピーも「漫画界の吟遊詩人」だし、編集者うまい。もう少し絵のテイストが違えば、もっとグッと来る話もあっただろうけど、これぐらい非リアルな方が丁度いいのかな。

[みのさんさんの感想 · 2010年9月27日]

ずっと漫画を描いていてほしいという彼女のやさしさ

[ちゃととさんの感想 · 2008年2月20日]

単純で簡潔そうな絵柄に見えるのに、あらゆるところまで神経が行き届いているような気がします。
素直で明るい絵にも一瞬見えますが、どことなく、セピアでダーク。
物語りもそう。
自己模索を続ける主人公。
それに対してヒロインは女性の理想像。
素直でいて自己等身大の自分というものをしっかり持っている。
困難が起こっても、ちょっと困った顔でにこにこ。

[雨宮さんの感想 · 2007年11月23日]

切ないけど胸に沁みるような･･･大好きです。

[nohitaさんの感想 · 2007年2月18日]

意外に毒が多いんですね。それでもスンナリ読めます。
死生観って言うんですかね。ホッとするんですが、ちょっと怖くもなります。

著者プロフィール

一九六二年大阪生まれ、東京育ち。高校時代から同人誌活動を始め、一九八八年『シリーズ間借人』（ヤングチャンピオン連載）が漫画雑誌初掲載。主な著書に『コーヒーもう一杯』『澄江堂主人』『シリーズ小さな喫茶店』（以上、ＫＡＤＯＫＡＷＡ）、『道草日和』『写真屋カフカ』（以上、小学館）、『ハモニカ文庫と詩の漫画』（ちくま文庫）、『日常の椅子 菅原克己の風景』（ビレッジプレス）、『猫町』萩原朔太郎原作付（タイムレスブックス）など。ほか自主制作本多数。

「2021年 『短篇文藝漫画集　機械・猫町・東京だより』 で使われていた紹介文から引用しています。」