やさしいからだ 3 (ビームコミックス)

著者 : 安永知澄

• エンターブレイン (2005年11月25日発売)

感想・レビュー・書評

[7do8bu1991さんの感想 · 2019年7月9日]

安永知澄さんの『やさしいからだ』を（１）～（３）まで、読んできましたが。どの作品も本当に素晴らしくて惚れ惚れします。　この巻では・・・　”野田菊”編には、涙しましたよ。

[mayuさんの感想 · 2011年1月13日]

むかし、先輩に読んでと言われて酔っぱらったまま読んで何か違和感を感じながらそのままにしていた本に、偶然再会。

先輩がおすすめしていただけあって、この微妙な空気感はすごい。
人の人との関わり方の繊細なところをうまく描いている。

表現の角度がいろいろあって、きっちりと物事は合わさらないできれいには飲み込めないけれど、これがリアルだよなーって感じる。

痛いけど、人と触れ合うことができないってことは薄っぺらい。
痛いけど、人と触れ合うことはこういうことだって感じる。


いいかんじのぎこちなさ。

[kojityaさんの感想 · 2010年4月22日]

http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100113/1263354490

[よーこさんの感想 · 2010年3月18日]

①－③まで読了。１巻の中盤くらいから、すごい面白くて一気に読んだ。１巻の最後からは橋本治を彷彿させるなあって思う物語が多くなった。構成が１人の人間を１話（凡そ。そうじゃないのもいくつかある）で取り上げるような形になっているので、「ああ、これ好きだなあ」っていう物語は多いのだけど、「これだっ！」てなると選ぶのが難しい。少女時代からおばあちゃんになるまでの長い時間軸を取り上げた③第23話野間菊さんの物語とかは、すごく切ないんだけど、かなり好きなほうに入る。でもそれ単品ってよりも、前後があるからなんだろうなあ。いずれにしても、この３巻の中には、ぎっしりと物語が詰まっている。

[marimuさんの感想 · 2008年1月31日]

最終話が素晴らしすぎる。この最終話に出会うために３冊読んだ、という感じ。わたしはこれからずっと触れることは痛みを伴うことと思い続けるだろうから、影響を受けすぎたんだなぁと思うくらいよかった。

[ろびんさんの感想 · 2006年11月22日]

私にとっては 自分の心のぐちゃぐちゃした所を刺激してくれる本。
読んだ後 なんとも言えない気持ちにさせられます。

[yanaokさんの感想 · 2006年8月24日]

\105

[kajiteriさんの感想 · 2006年6月26日]

1巻古本で表紙買い　2.3巻を新刊で。
良作。にわかの漫画ブーム（ってもそろそろ下火か？）に漫画の地位は上昇中な世の中だけど、そんなブームが過ぎても漫画が表現の媒体として存在しえる実例として

とかなんとかｺﾑｽﾞｶｼｲこと語っちゃいたくなるようなくらいに刺激的だった作品

[するたねさんの感想 · 2006年1月10日]

きらきらしてる。この人は天才だ。

[唸るバクテリアさんの感想 · 2006年1月8日]

最終回のぶっ飛びっぷりがスゴい。<br />
揺らぎっぱなしの世界。<br />
もっと１話完結で走ってくれれば！

著者プロフィール

1979年生まれ。広島県出身。『あのころ、白く溶けてく』、『やさしいからだ』全３巻、『わたしたちの好きなもの』( 河井克夫さん・上野顕太郎さん・しりあがり寿さんと共著)、『 ステップ・バイ・ステップ』上下巻(以上全てKADOKAWA) 、『あけぼのソックス』(太田出版)など。近刊は『赤パン先生！』全４巻(KADOKAWA)。日本が少しずつでも良くなりますように。

「2020年 『ランバーロール 03』 で使われていた紹介文から引用しています。」