- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757724501
感想・レビュー・書評
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安永知澄さんの『やさしいからだ』を(1)~(3)まで、読んできましたが。どの作品も本当に素晴らしくて惚れ惚れします。 この巻では・・・ ”野田菊”編には、涙しましたよ。
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むかし、先輩に読んでと言われて酔っぱらったまま読んで何か違和感を感じながらそのままにしていた本に、偶然再会。
先輩がおすすめしていただけあって、この微妙な空気感はすごい。
人の人との関わり方の繊細なところをうまく描いている。
表現の角度がいろいろあって、きっちりと物事は合わさらないできれいには飲み込めないけれど、これがリアルだよなーって感じる。
痛いけど、人と触れ合うことができないってことは薄っぺらい。
痛いけど、人と触れ合うことはこういうことだって感じる。
いいかんじのぎこちなさ。 -
①-③まで読了。1巻の中盤くらいから、すごい面白くて一気に読んだ。1巻の最後からは橋本治を彷彿させるなあって思う物語が多くなった。構成が1人の人間を1話(凡そ。そうじゃないのもいくつかある)で取り上げるような形になっているので、「ああ、これ好きだなあ」っていう物語は多いのだけど、「これだっ!」てなると選ぶのが難しい。少女時代からおばあちゃんになるまでの長い時間軸を取り上げた③第23話野間菊さんの物語とかは、すごく切ないんだけど、かなり好きなほうに入る。でもそれ単品ってよりも、前後があるからなんだろうなあ。いずれにしても、この3巻の中には、ぎっしりと物語が詰まっている。
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最終話が素晴らしすぎる。この最終話に出会うために3冊読んだ、という感じ。わたしはこれからずっと触れることは痛みを伴うことと思い続けるだろうから、影響を受けすぎたんだなぁと思うくらいよかった。
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私にとっては 自分の心のぐちゃぐちゃした所を刺激してくれる本。
読んだ後 なんとも言えない気持ちにさせられます。 -
\105
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1巻古本で表紙買い 2.3巻を新刊で。
良作。にわかの漫画ブーム(ってもそろそろ下火か?)に漫画の地位は上昇中な世の中だけど、そんなブームが過ぎても漫画が表現の媒体として存在しえる実例として
とかなんとかコムズカシイこと語っちゃいたくなるようなくらいに刺激的だった作品 -
きらきらしてる。この人は天才だ。
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最終回のぶっ飛びっぷりがスゴい。<br />
揺らぎっぱなしの世界。<br />
もっと1話完結で走ってくれれば!