エマ (7) (Beam comix)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757727878

感想・レビュー・書評

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  • ウィリアムにしては案外あっさりエマを見つけられたな。
    ウィリアムとエマの恋物語は、一応完結。

  • 1~7まで終了。本編はここで終わるみたいなので登録。ストーリーは良かったが、絵はもっと良かった。特に女性のヌード。肉感的で美しいです!エマが上流社会で苦労する話とかはないの?

  • 2人でスタートラインに立ちました、終わり、という感じ。
    この巻だけ怒涛の早さになってしまったような感じがちょっと残念。

  • ちょっと少女マンガっぽいと思ったらやっぱ作者女性なんだー

  • 整理ついでに久々に発掘したので登録。

  • 購入済み

  • この巻で完結だったのか。10巻まであったのでもっと話が深まると思ってしまっていた。

  • やっと男を見せた坊ちゃま 前に動き出したエマ 坊ちゃまの矜持に惚れてしまいそうになる さあ、がんばれエマ な、最終回な7巻

  • 6巻を飛ばして読んだため、エレノアの姉モニカがサリーに身を包み、すっかりインド風になっていたのでビックリしました。
    ハキムの妻になったのかと思いましたが、どうやら旦那さんは別にいるようです。
    ハキムもモニカも、どっちもインドの富豪らしく、常に少女をはべらせています。

    エマはアメリカへ行き、生まれた海辺の町へ辿りつきましたが、結局彼女を探し続けたウイリアムと再会します。
    互いへの愛情という名の執着が、2人を再び結びつけた様子がよくわかります。
    身を引くという選択も、彼への愛情の上に成り立つものではありましたが、彼の手をとることに決めたエマ。
    でもその決心をしないと、2人に幸せは訪れなかったわけです。
    エマは、ウイリアムの妻となるべく、レディーの勉強を始めます。

    一方、ウイリアムはエレノアとの婚約を強引に解消したため、両家の間に軋轢が生じることになります。
    ジェントリと貴族も、かなり位の差があったということが、エレノアの実家とのやりとりでわかります。
    ウイリアムとエマが幸せになる陰で、嘆き悲しんでいる人がたくさんいることを思うと、どうもあまり心晴れやかに読むことができません。
    もう少し、ウイリアムがエレノアに誠実な対応をしていたら、もっと素敵な物語になったと思うのですが。

    社会的立場や家族内での役割全てに目をつぶり、エマにだけ優しい紳士でいるウイリアムは、本当の紳士とは言えないような気がしますが、ロマンチックな恋愛物語である以上、そういったことを言うのは無粋であり、この作品では大切なこととされないようです。

    ウイリアムの弟アーサーが、「身分は関係ないから」と学問の道に入り、ずいぶん大人っぽくなったなあと思いました。

  •  全部で8巻ですが、8巻は外伝ってことなので、ひとまず本編だけ。
     ヴィクトリア時代のロンドンを舞台に、ジェントリー(貴族ではないけど社交界などに出ているお金持ち)の青年とメイドとの恋物語。
     メイドブームの火付け役といわれてます。

     アニメでみて、はまったもので大人買いww
     で、よかったのはよかったんだけど、アニメのほうがいいや。
     つか、こっちはあっさりしすぎていて「うーん、本当にこれでいいの?」って思ってしまう。ま、アニメはアニメで、思い切ることが所詮出来ない二人なのに、クラス(階級)が違うとかなんとかとうじうじやってるんだけどね。
     足して2で割るとちょうどいいかもww
     
     にしても、ヴィクトリア時代のこまごまとしたことが、こまごまと描かれていて、ホームズとか好きな人にはたまらんです。
     ついでに、女性が結構肉惑的で、素敵です。エマもお尻大きいしね。その辺が地に足がついてる感じでよい。
     なかなか、骨太でした。

     が、ようするに「教育ってものがどれほどのものか」というケリーの言葉が真のテーマのような気がいたしますが。
     ケリーによって、教養も身につけていたからこそ、エマは彼についていこうと、したのだと思うし、そもそもその教養があったから、ウィリアムは彼女にひかれてたんじゃないかな。
     女を堕落から救うのは教養、って昔村上龍がいってたけど、これは金言だと思います。はい。

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著者プロフィール

家族支援カウンセラー。1950年佐賀県に生まれる。中央大学卒業後、2007年まで東京都内の中学校において、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。通信制高校副校長を経て、2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。学びリンク総研所長・家族支援メンタルサポート協会理事長。専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、子どもの不登校から見えてくる家族支援に力を入れている。

「2023年 『家庭にしのびよる“うつ”に負けない! 悩めるママとカウンセラーの家族をみつめる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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