”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
  • エンターブレイン
3.77
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本棚登録 : 2511
レビュー : 231
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757729155

感想・レビュー・書評

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  • 今回の名作題材は「嵐が丘」。
    作中であらすじも説明しているので、作品名しか聞いたことなくても安心して読める。
    むしろ原作未読の方が、”文学少女”シリーズはいいかも。

    輝かしい青春の話は一点もなく、ただただ、読んでて胸が痛くなる作品。
    けれども、目を逸らすことができない。
    一度、読み始めると最後まで読み通してみたくなる。
    たとえ、読むことが苦しく辛いことだとわかっていても。

    気をつけないと、心が病みそうにはなるけどね。

  • やっぱり綺麗な本。

  • ライトノベルの割には非常に暗かったけど面白かった!
    最後の最後まで結局あの子は母親の子供でしかなかったのがちょっと切ない。とはいっても結局は実の親子なんだから、あれ以外に落ち着くところはなかったんだろうけど。
    あのご飯を与えないシーンとか、一つの拷問の形として凄く怖いと思う。あの人からしかご飯は貰えない、って空腹と恐怖から植え付ける一種の刷り込みだし、ずっと想っていた相手からそうされて絶望を感じているところに母親からのメッセージとか本当にあの子が報われなさすぎる。
    物語では生き残ったあの人に救いがあれば、みたいな書き方をしていたけど、あの人には救いを与えて欲しくない。多分結局はそうなるだろうけど、一生苦しんでくれればいいと思う。

  • 正直読んでて気分が悪くなった

  • 愛した貴方のためを想ってやったはずなのに…
    復讐の炎を灯してしまった。それでも貴方を愛した蛍は凄いな。
    「死んでも愛する」とはこの事をいうんだろうなぁ

  • その激しさが分かるような分からんような。

  • はい,そんなわけで読みました.文学少女シリーズの第2作目ですよ.

    今回は暗号モノです.

    数字を使った暗号で2桁の数字をひらがなに当てはめた文章とか,そういうアレです.

    でも文学少女シリーズ,結構苦手かも知れんなぁ.

    なんていうか「あたし」視点の「彼女」話とか

    誰視点で誰の話をしているのかが分かりにくくて・・・.

    うん,カモしれんじゃなくて苦手だなぁ.

    文学的なアレの引用とかが多いのも苦手な要因の一つかもしれん.


    文章を食う妖怪で文学少女の先輩のキャラはいいんだけどなぁ・・・.

    ぐむぅ.

  • 今回のモチーフはエミリー=ブロンテの小説『嵐が丘』。<br /><br />原作を読んでいないので、面白さが十分に理解できていないのかも知れないが、著者が作中で『嵐が丘』について解説してくれているので不自由は感じずに読み進めることができた(開き直り)。<br /><br />自分を通して母親の面影しか見てくれない黒崎に対する少女の苛立ちと、それとは裏腹に黒崎に寄せる少女の淡い想い・・・。<br /><br />その少女の胸の内を知った時には、切なさに胸を締め付けられた。

  • 嵐が丘との掛け合わせが良かった

    真っ直ぐで歪んだ恋心
    どこかでちゃんと向き合うことが出来ていたなら……
    結末はもっと違ったものになっていたんだろう
    麻貴先輩のこともちょっとわかって、遠子先輩の弟も出てきて……少しずつ心葉くんを取り巻く環境も進んだ1冊

  • ドロドロしてたな〜(-.-;)

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著者プロフィール

【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。その他のシリーズに、「ヒカルが地球にいたころ……」「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などがある。

「2016年 『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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