声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)

著者 : 木本雅彦

• エンターブレイン (2007年1月29日発売)

作品紹介・あらすじ

"孤高のハッカー"を名乗る高校生・広野は、尊敬する"おっちゃん"のOSマニュアルを入手するため、同人誌即売会に乗り込んだ。場内の熱気に圧倒されつつも何とか目的を果たした広野。だが、彼の前に自称"腐女子"の声優志望少女・沙奈歌が現われ、しかも成り行きで彼女の恋の"エチュード"の相手をすることに!はたして二人は"本番アリ"な関係になれるのか!?恋と声に身悶えする、第8回えんため大賞佳作受賞の三次元激LOVEミュージカル、ついに開演。

感想・レビュー・書評

[ディひターさんの感想 · 2012年3月6日]

伏線をそれっぽく回収しただけって感じ。ちょっと薄っぺらいな。
せっかくの一人称なのに、ハッカー特有の思考回路だからか、好きになっていく過程にぜんぜん感情移入できない。

[柏葉さんの感想 · 2011年3月27日]

「声で魅せて」というタイトルと、現実にありそうな服を着た女の子の表紙から、勝手にバンドものだと思っていた。
声優を目指す腐女子と、自称ハッカーの孤高を気取る男子高校生の恋愛小説。

[けんのさんの感想 · 2010年6月20日]

ハッカーと声優という類を見ない組み合わせと、序盤からの伏線もきっちり回収しているしっかりとした作りで非常におもしろかった。

[kupoooooさんの感想 · 2008年3月13日]

11.23読了。ギャグ＆ラブストーリーな作品。PCオタクな主人公と声優のたまごの娘の物語。こういう二つの要素がうまく織り交ぜられた作品は俺は大好きｗ

[みちこさんの感想 · 2007年7月15日]

ちょ、やばい、面白かった！

[かなのさんの感想 · 2007年4月9日]

積読本

著者プロフィール

"1972年生。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士課程修了。博士（理学）。2003年より株式会社創夢に勤務。カーネルドライバ開発から、ネットワークアプリケーション、Webアプリケーション開発までの幅広いレイヤーをこなす。普段はFreeBSDをメインの生活環境として使う。また、2007年より小説家としての執筆活動も行う。主な著作に「くあっどぴゅあ」（ファミ通文庫）、「星の舞台からみてる」（ハヤカワ文庫JA）、「人生リセットボタン」（PHP研究所）などがある。""

「2018年 『はじめてＵＮＩＸで仕事をする人が読む本』 で使われていた紹介文から引用しています。」