- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757740181
感想・レビュー・書評
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5巻目。
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お狐サマ5巻です。
《武者修行の旅に出ようと思います 探さないでください。》。
桐緒の兄・鷹一郎(よういちろう)が家出!?ついでにシデンも!?
鷹一郎の不穏な様子に気づいていた紗那王(しゃなおう)は、真相の鍵を握っている兄君・松寿王(しょうじゅおう)のところへ。
そこで、鷹一郎の旅路のきっかけになったある人物の名を聞く。
複雑な想いを抱えるある日、庭の桜木から鷹一郎とシデンの笑い声が聞こえてきて…・。
兄の行方を追って旅をすることを決意した桐緒。
桐緒のお願いによって、紗那王も一緒に来てくれることになります。
紗那王に旅って合わないよなぁ。
放浪癖のある兄の松寿王と違って、弟の紗那王は引きこもり体質だからね、笑。
そして失踪した鷹一郎とシデン。
理由が理由だし、殺伐とした雰囲気が漂っているのかと思ったら…。
この二人にそれを期待しちゃダメです。(良い意味で)
カラタチ座の旅芸人に見惚れる桐緒。
ヤキモチを焼く紗那王が可愛いですねー、笑。
で、ついに藤真(ふじま)さまと再会した桐緒。
相変わらずのヤンデレぶり。
出番少ないのに抜群の存在感です。
しかも、ちょっとヤバい人と手を組んでしまったご様子。
紗那王の先手で、どうにか修羅場をくぐりぬけた桐緒。
無茶がたたって寝込んでしまいます。
これ幸いとばかりに二人きりになるために、皆を帰らせた紗那王、笑。
シデンと化丸(ばけまる)は騒ぎそうだけど、鷹一郎は嬉々として帰りそうだ。
紗那王って神様だからなのか、あんまり生活感がないので誰かの看病をしているってのが不思議な感じでした。
でも、すんごい微笑ましい雰囲気が漂ってますv