釣れんボーイ 上 (ビームコミックス文庫)

著者 : いましろたかし

• エンターブレイン (2008年3月22日発売)

感想・レビュー・書評

[vilijonkka＊フィリフヨンカさんの感想 · 2009年11月22日]

すごくおもしろい。というか好き。

ぼへーのチカラと帯に書いてたけど、まさにそんな。反時代的な漫画家がいくら叫んでも、その声はぼへー。釣れない釣り人をとおして描く「生き方」についての漫画。

でも、わりと釣れてる。

[sugi0718さんの感想 · 2009年10月17日]

いましろたかしの描く漫画家のダメな日常。

ドラマ性も起承転結もないグダグダの日々が延々続く。
たまにセンチメンタル。たまに。あとは釣りの話とかがだらだら。
退屈なのにけっこう分厚い。

何故か下巻まで読みとおしちまった自分は、彼に負けないダメ男だ。

著者プロフィール

世間の底辺に蠢く、市井の人々を描けば天下一品！　デビューから一貫して、そのような人々を描いてきたが、３.１１以降、世界の矛盾を描くように作風が変化。

「2017年 『曇天三茶生活 我、かく闘えり 』 で使われていた紹介文から引用しています。」