- Amazon.co.jp ・マンガ (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757741799
感想・レビュー・書評
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「じゃじゃ馬だって素敵でしょう 君!」
無邪気ですなおで秘密がなく、
白日のもとに赤裸々で、
まっすぐに生きる美しさ――。
囚われし褐色の美少女・待宵姫の物語を
三部作構成で描く[待宵姫は籠の中]、
都さんと春日くんの恋のつづきが気になる、
好評[ピンク・チョコレート]シリーズほか、
全九篇の作品を収録した、
可憐が溢れる第3巻!
一見、そして本人たちからも囁かれる仲の良くない親子。
しかし父を手伝う助手の青年は、
父から出てくる心配の嵐と、
娘から出てくる父への想いを知っていた。
親子はお互いの思いに気づくのか…
悪いのはあいつだ!
1巻2巻からの続編、惚れ薬、そして付き合った後の大げんか。
きっかけは些細なことだと周りは思うのだが…
酔った勢いで彼女の家に来たのまではいいが…
死を見つめる青年と、
青年を見つめる少女。
青年は少女に憧れ、少女は青年を想った。
待っているものは…。
若い奥さんと、少し年のいった旦那さん。
周囲の反対を押し切り結婚した2人には、
夢が膨らむ少し小さな庭があった。
庭の植物と一緒に育っていく2人の愛。
姫をかっ攫った男、
ただしその姫には一切口をきいて貰えない。
男の周囲の環境に姫は徐々に心を開き、
そして自分の思いを知る。
2人の行く末は…?
またこの4人で集まろうよ。
古いアパートで騒ぐ4人は姉妹とも思えない。
彼女らは、昔共にここで暮らすことになった仲だった。
彼女らの思い出は、このアパートと共にある。
ひとつの場所を共有した4人の宴会は夜遅くまで続いた…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お父さんと娘の話が好きです
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こんなにぎゅっと詰まったお話が読めて幸せ。
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ほんとほっこりするんだなあ
ノスタルジックなタッチに
胸が苦しくなる小話
一話完結の情緒あるお話は最高です
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都さんのお話のテンポが相変わらず好きです。
一つ一つの読みきりがとても読みやすくてよかったです!絵の雰囲気が本当に細かくて凄い。 -
赤い屋根の家
続々・ピンクチョコレート
薄明
メリー・ガーデン
待宵姫は籠の中
雪降り積もる -
じゃじゃ馬だって素敵でしょう、君!
ほんと、素敵です。
どちらかといえば、読み応えのある長編の方がすきな私が唯一すきな(?)、掌編連作集の第三巻。
ほっとするお話から、メッセージ性溢れるシリアスなお話、そしてファンタジーまで、入江さんの表現のしかたは様々。
共通して言えるのは、絵で読ませるということ。
コマとコマの間を私たちのイマジネーションで埋めさせてくれる描き方が、私にはすごくおもしろい。
今回も「ピンク・チョコレート」の続編あり。
個人的には「薄明」がお気に入り。
「待宵姫は籠の中」のマミジロ親分に惚れました。笑 漢らしいってイイネ・・・! -
雰囲気がある。姫君の話が好き。
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静かに伝わる青子と真里雄の感情『薄明』このテーマをこんな風にかくのかとドキドキした。
異国物から現代物までギュッと詰まった作品の第3巻です。