死神姫の再婚 -腹ぺこ道化と玩具の兵隊- (ビーズログ文庫)
- エンターブレイン (2008年4月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757741867
作品紹介・あらすじ
死神妻と暴君夫、一風変わった新婚夫婦を訪れたのはアリシアの最初の嫁ぎ先、バスツール家の現当主・エリクス伯爵。切り出したのは妙なお願い事…。その少し前、いきなり屋敷に出現した少年のような少女・レネは『ふたりの夫婦生活を勉強したい』と無理難題を言い出してきた…。再び"おなかが痛く"なるアリシアをよそに、来訪者たちに眉をひそめるカシュヴァーン。そして、さらなる闖入社はルアークの兄という暗殺者で-!?第9回えんため大賞ガールズ部門受賞作、圧巻の第3弾。
感想・レビュー・書評
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今回はカシュヴァ―ンの元に転がりこんでいる少年暗殺者・ルアークの過去に関わるお話。
案の定、ルアークの過去が痛かった……。きっかけとなる来訪者であるエリクス伯爵のくだりもなー。こういう中世貴族ものだから仕方ないんだけども痛かった。ホント、シリアスクラッシャーなヒロイン・アリシアの天然っぷりに救われます。まあ、彼女の彼女で決して良い境遇ではなかったんですがね。なんであんなに良い子に育ったんだろうとかちょっと気になった。その辺も今後明かされたりするのかな。
カシュヴァ―ンが抱える『闇』も結構深そうだし、二人の親展にももう少し時間かかりそうですね。そのじれったさがたまらないところでもあるんですが。
そして、最後の最後で物凄い爆弾落とされましたよ。なにあれ悶える……!! 作者ご本人はあとがきでラブコメ初心者とかおっしゃってますが、もう十二分に甘いですよありがとうございました!!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フルコース2にんまえ。
すごすぎます。 -
カシュヴァーンの心配を他所に、今回のアリシアも大変です。
もっとも、アリシアは大変だとは思わなそうですが。
2人の愛が進展しそうでしないところが身悶えしそうです。
恋愛らしい恋愛ではありませんが、結構甘々な生活です。 -
読書完了日2012年09月16日。
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死神妻と暴君夫、一風変わった新婚夫婦を訪れたのはアリシアの最初の嫁ぎ先、バスツール家の現当主・エリクス伯爵。切り出したのはなんだか妙なお願い事だった・・・。時間を遡ること少し前、いつの間にかお屋敷に出現した少年のような少女・レネ。バルロイの配下である彼女の依頼は 『おふたりの夫婦生活を勉強したい』という困ったもの。微妙に「おなかが痛く」なるアリシアをよそに、来訪者たちに眉をひそめる強公爵カシュヴァーン。そして、さらなる闖入者はルアークの兄を語る暗殺者で!?
相変わらずちょっととぼけた会話を繰り広げる公爵夫妻ですが、今回はカシュヴァーンの意味深な言葉にどきっとしました。まだまだ秘密があるんだろうなと思いますが、アリシアはあなたのことを自分が思っている以上に好きなんだよって教えてあげたい。多分根本にあるのは傷ついた過去なんでしょうが、アリシアは多少のことじゃ嫌いになったりしない。相手を好きなら、思いを疑って試すなんてしちゃいけないことです。
それにしても、ディネロといいエリクスといい、何だか訪問者に普通の奴いないのかい・・・。ルアークは好きなキャラなので息子になってくれて嬉しいです。ぜひぜひカッコよく活躍して欲しいね。 -
アリシア食い過ぎ。
胸より腹が出てる状態ってΣ(´□`)
ヒロインなのに!!