モンスターハンター 疾風の翼2 (ファミ通文庫 M 12-3-2 SPECIAL STORY)

著者 : 氷上慧一

• エンターブレイン (2008年12月26日発売)

作品紹介・あらすじ

疾風と呼ばれる凄腕のハンター、マディリアとパーティを組んで狩りを始めたテアン。いくつかの狩りを通じ、二人は連携も徐々に取れるようになってきた。そんなあるとき、砂漠のダイミョウザザミ亜種を狩る依頼を受けたテアンたちだったが、狩りの途中マディリアは懐かしい感覚に囚われる…。それは4年前に失った片翼、もう一人の疾風こと兄ナゼルとの日々を想起させるのだった-。今回はあの『隻腕』の男も登場!大人気ノベライズ、待望の第2巻。

感想・レビュー・書評

[clamamusさんの感想 · 2013年7月19日]

　今回はマディリアの過去を描いた巻であり、意外なあの人がゲスト的に出演している。そのことで、先のシリーズとの時系列が整理されていたりもする。

　ハンティングとしては充実しており、ノベライズとしてはその役割をよく果たしているだろう。
　ただ、個人的にはこの構成、悪手に思える。
　この物語はあくまでテアンとマディリアの物語であり、その部分が深まる前に過去を描くのは望ましくない。有り体に言えば、この外伝的な内容は二巻にふさわしくない。
　内容の充実から星四つとしたが、個人的な感想を言うなら星三つ半くらいの気分である。

[yukimiさんの感想 · 2009年10月26日]

【M】

[菜戸狐狸さんの感想 · 2009年1月5日]

二巻で早くもコジローの存在を忘れてました（笑
マディリアの過去の話と、前シリーズのあの人がキーポイントですね。折込のカラーシーンもオマケ漫画も楽しかったです。

著者プロフィール

滋賀県在住。『シーリング・パレス』（ファミ通文庫）で作家デビュー。代表作に『モンスターハンター』シリーズ等がある。

「2016年 『神姫PROJECT 彼方からの旅人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」