“文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫)

著者 :
制作 : 竹岡 美穂 
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 1405
レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757748293

感想・レビュー・書評

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  • 心葉のその後を書いた作品。濃すぎる新主人公が先輩の代わりに出て来ます。話としては、誤解から悲惨な事件になってしまいましたが、救いのある感じの終わり方でよかったです。モチーフとした作品は曽根崎心中だそうです。

  • 「文学少女」シリーズの続編第1弾。遠子が卒業し、文芸部の部長となった心葉と、そんな彼を偶然目にして一目惚れした新入生の日坂菜乃(ひのさか・なの)の物語。

    心葉に憧れて文芸部に入部した菜乃ですが、心葉は今でも遠子一人のことを想い続けていると知り、落胆します。それでも彼女はめげることなく、心葉へのアタックを続けます。

    ある日菜乃は、近松門左衛門の『曽根崎心中』の背景について調べるよう心葉にアドヴァイスされ、図書館を訪れます。そこで彼女は、松本和(まつもと・なごむ)と名乗る美女と出会います。近松と心中の話で意気投合した2人は仲良くなりますが、とつぜん、和と連絡が取れなくなります。和の行方を追って彼女の学校を訪れた菜乃は、松本和という名前の生徒は男の子で、しかも雛沢幸(ひなざわ・さち)という少女と心中をしていたという事実を知ることになります。

    今回は、物語のテンポがゆったりとしていて、遠子の思い出を心に抱き続ける、少し陰のあるキャラクターとして再登場した心葉と、元気でコミカルなキャラクターの菜乃のかけ合いを楽しんで読めました。心葉に一途な菜乃が、今後どのように成長するのか、楽しみです。

  • 久しぶりの文学少女シリーズ!
    やっぱりいいなぁ!
    古典文学や名作と呼ばれた本をよみたくなりますね!

    今回は近松門左衛門の「曽根崎心中」がテーマになっています。
    愛し合った二人は優しくない現実にも負けたけど、自分の心にも負けたんです!
    という菜乃ちゃんの言葉に胸を撃たれました。
    生きていたらきっとまた幸せになれるかもしれないから!
    私はハッピーエンドを信じます!
    って明るく前向きに語った菜乃ちゃん。

    この作品は読み終わった後、優しい気持ちになれて、明日への希望に満ちていく明るい気分にしてくれる所がお気に入りです。

  • "文学少女"外伝の第一弾。3年生になった心葉君に惹かれて文芸部に入部した新入生の少女、日坂菜乃を主人公にした新たな物語の始まり。ただひたむきに心葉君へ想いをぶつける菜乃ちゃんの姿がほほえましい。ななせちゃんともども彼女たちの想いがいきつく先がどうなるのか楽しみ。

  • 可愛い。幼い。


    ドキッとした。

  • 文学少女シリーズ番外編。遠子先輩卒業後の新入生、菜乃ちゃんが主人公です。
    遠子先輩好きなので最初は抵抗がありましたが、主人公の菜乃ちゃんが前向きでめげないところがとてもかわいくて、すんなりなじめました。ガラス細工のようにもろくはかなく美しく、そして文学を絡めてい謎解きするところはシリーズ本編とかわらず、安心して読めました。
    美羽視点の短編が掲載されています。美羽の思考が『雑居時代』の数子ちゃんのようで(インスパイヤされてるのかな?)おもわずにやり。考えていることは過激なのにどこか憎めないところがいい。

  • 近松門左衛門『曽根崎心中』。

    新入生の日坂菜乃は井上心葉に一目惚れして彼が部長を務める文芸部に入部する。

    本編が心葉の視点であったのに対し、外伝は菜乃視点。
    どちらも先輩を見ていたんだなぁという思いに。

    遠子先輩は出てこないけど、他のキャラクター達は登場します。

  • “文学少女”外伝1

  • 遠子先輩がいないのは寂しいけど、後輩が出来た分心葉の先輩っぷりが新鮮。

  • 心葉が3年生になり、新たに文芸部に入部した一年生は、心葉に一目ぼれ(?)した菜乃だった。
    文学少女になろうと頑張る菜乃がかわいかった。

著者プロフィール

【野村美月(のむら・みづき)】
2001年『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞(現・えんため大賞)小説部門〈最優秀賞〉を受賞しデビュー。2006年より刊行された、「文学少女」シリーズが大人気となる。その他のシリーズに、「ヒカルが地球にいたころ……」「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などがある。

「2016年 『晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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