モンスターハンター 疾風の翼 5 (ファミ通文庫 M 12-3-5 SPECIAL STORY)

著者 : 氷上慧一

• エンターブレイン (2009年7月30日発売)

作品紹介・あらすじ

雪山深奥への道が開いた-。テオ・テスカトル撃退から六年、追い求めていた情報を手にしたテアンとマディリアは、駆けつけたクルトアイズと共に、すぐさまフラヒヤ山脈へ向かった。だがその地で彼らが見たものは、真に目覚めた崩竜ウカムルバスとナゼルの残した驚愕の痕跡だった…。その光景に、我を失い立ちつくすマディリア。そして彼等に強大な力が迫る-!!遂にポッケ村のあの双剣使いが登場!人気ノベライズ『疾風の翼』シリーズ、ここに完結。

感想・レビュー・書評

[clamamusさんの感想 · 2013年7月22日]

　第二シリーズ最後の巻は、マディリアの兄が最後に挑んだ相手、ウカムルバス。圧倒的な巨竜を相手に「魂を継ぐもの」「疾風の翼」の面々が死力を尽くす物語である。
　オールキャスト的な内容で、致し方ないけれど、二正面作戦となってしまったのは残念。疾風の面々が主にウカムルバスと対していたが、そこに加わるキオの存在感も「これはいいのか？」と戸惑うくらいに大きくて、うーん。
　内容的には面白かったし、最後のややご都合主義的な漫画も個人的には好みである。ただ、構成的にはちょっと疑問が残るところであった。

[yukimiさんの感想 · 2009年10月26日]

【M】

著者プロフィール

滋賀県在住。『シーリング・パレス』（ファミ通文庫）で作家デビュー。代表作に『モンスターハンター』シリーズ等がある。

「2016年 『神姫PROJECT 彼方からの旅人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」