バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫 い 3-1-8)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757750401

作品紹介・あらすじ

ついに登場!秀吉の姉・優子がFクラスに!?『アタシと愚弟とクラス交換』、夏休みはみんなで海にバカンスだ!衝撃シーン満載の『僕と海辺とお祭り騒ぎ』前後編、神童と呼ばれていた少年と物静かな少女、二人の学校生活で起こった小さな事件『雄二と翔子と幼い思い出』の4本で贈る、青春エクスプロージョンショートストーリー集第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「バカとテストと召喚獣6.5」3

    著者 井上堅二
    イラスト 葉賀ユイ
    出版 ファミ通文庫

    p81より引用
    “「そういや、そろそろ昼時か。スイカとは
    別に昼飯も調達しておかないといけないな」
    「え?塩水がいっぱいあるじゃない」
    「平然とその答えを返せるお前って、ある意
    味凄いよな……」
    「…………よく生きてると思う」”

    目次より抜粋引用
    “アタシと愚弟とクラス交換
     僕と海辺とお祭り騒ぎ(前編)
     僕と海辺とお祭り騒ぎ(後編)
     雄二と翔子と幼い思い出”

     成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
    台とした、青春ファンタジーライトノベル。
    幕間や過去を描く短編集第二弾。
     学園の評判向上のため、プロモーションムー
    ビー制作を計画する学園長。校歌斉唱の一因
    に、秀吉の双子の姉を抜擢するが…。(「ア
    タシと愚弟とクラス交換」より)

     上記の引用は、いつもの仲間で海へ遊びに
    来た主人公たちの会話。
    本当によく生きているものです。海水はミネ
    ラル類は多いでしょうが、肝心のたんぱく質
    があまりにも足りなさそうなので、何とか魚
    か貝類で補ってほしいところです。
     主な登場人物の家族とのエピソードや、過
    去談が描かれていて、物語とキャラクターの
    人物像に深みを与える巻。夏の定番、水着・
    浴衣姿が描かれる話もあるので、健全な青少
    年も満足する一冊ではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 読み終えた。一日で。
    最後は、坂本と翔子の重要ポイント
    泣けます(T_T)

  • もはや、女装する事がごく当たり前になってきている。特に明久は毎回、女装の話題が持ち上がっているのではないだろうか。
    前巻の終わりの明久と姫路の屋上での出来事は周囲に知られていないようだ。美波が明久を思っている事が明久に届いていない事を考えると、姫路が一歩リードかな?
    [more]
    明久は物事を深く考えるたちではないから、好意を知りながら無視しているとは考え難い。その辺りは雄二と翔子が担っているんだろな。どうやったら明久は気が付くのかな?
    雄二と翔子の小学生時代の物語は2人の今に大きな影響を与えている物語だった。
    雄二が体を鍛え、翔子を退けるのはこの事件が遠因だろうし、明久の事を買っているのも同じ理由なんだろうな。翔子の方は言わずもがなと言ったところだな。

  • 短編集。海回なのに、女装成分が多め。工藤さんが一番常識人に見えるという不思議。

  • シリーズ短編集第2弾。

    「アタシと愚弟とクラス交換」は、学園のプロモーション・ムーヴィーの撮影に抜擢された木下優子が、秀吉に代わりに出演を依頼する話。

    「僕と海辺とお祭り騒ぎ」は、いつものメンバーが玲に海水浴に連れて行ってもらう話。

    「雄二と翔子と幼い思い出」は、雄二と翔子が幼い頃の話。翔子の転校を阻止するために、雄二が「神童」の枠を破る決意をします。シリアス成分多めの話ですが、会話と簡単な状況説明だけで構成されているのでちょっともの足りなく感じます。やっぱり、キャラクターどうしのテンポのいいギャグの応酬がこのシリーズの一番の読みどころなのかなと思いました。

  • 9784757750401 255p 2009・9・10 初版

  • 短篇集。
    せっかく1話目の主役として登場した木下優子さんですが、その後のエピソードに上書きされて、今ひとつ印象が弱い感じに。いや、属性のまとめを聞くと破壊力でかいんですがw
    個人的に印象に残ったのは、ムッツリーナ……じゃなくて、土屋香美さんでしょうか。吉井秋子さんも天然ぶりが素晴らしかったですがw
    雄二と翔子の昔話はその後の中学生時代とか想像する余地があって、いいエピソード。

  • 読了。

  •  秀吉姉の全面プッシュといったところか

  • とにかく笑えます。バカだけど優しい登場人物たちにほっこりすることもしばしば。恋愛サイドに関してはかわいそうなくらいうまくいきませんが(良い意味で)笑。読む価値ありのエンターテイメントです。

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著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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